- 2026-4-11
- 石油危機・イラン戦争
こんにちは、中西です。
先日、ナフサ不足の危機をネットで誰よりも詳細に訴えていた境野春彦氏(資源エネルギー庁LPガス最適化アドバイザリー委員)を取り上げ、
「日本は6月に詰む」
という計算を報じた「報道特集」という番組が、第2弾の特集を放送しました。
その特集はYouTubeでも見ることができます。
記事版はこちらです↓
▼ナフサ由来の一部石油製品が供給不足、身近な現場に広がる切実な声【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/161cd29323b269db21abf82e0c54ab2fcb8dede2
このメルマガでは一貫してお伝えしてきた通り、境野春彦氏の「6月に詰む」という表現が大炎上し、高市総理も政府もNHKも「デマだ!」と断じてきましたが、
正しいのは境野春彦氏の方です。
デマだと断じている人たちの誰一人として、その数字の根拠を説明していません。
もう一度言いますが、「誰一人として」デマの根拠を数字で説明していないのです。
私はその境野氏の「6月に詰む」という根拠を、一次資料をもとに境野氏が作成したグラフをしっかりと確認し、計算までして、分からない一部はAIにもかけて確認して、念入りにチェックして理解しました。
それではっきり分かりましたが、境野氏の「日本は6月に詰む」(需要が供給を上回る=需要を満たせなくなる)という表現は全く妥当であり、
これをデマだと断じている人間たちの方が、間違いなくデマもしくはプロパガンダを流しています。
そうでないというなら、具体的にどこがおかしいか、数字で説明すべきです。
ですが、この政府や高市総理のデマ扱いの見解に乗っかっている学者、経済評論家、ジャーナリスト、政治家、弁護士、医師ら(全員著名人。また、それを自分で数字を調べもしないで信じ込んだ一般の専門家やインフルエンサーも多数)の誰一人として、数字でそれがデマだという根拠を説明していないのです。
本当に狂っていると思います。
コロナワクチンの時と全く同じ状況であります。
あれも、すでにどちらが正しかったかは、完全に科学的にも被害者の数字でも証明されております。
歴史は繰り返す。あまりにも短期間に。
そのTBSの「報道特集」という番組の第2弾は、引き続きナフサ不足の内容だったようですが、
その第2弾を見て、境野氏が以下のような投稿をされていました。
以下、境野氏の投稿2つ。
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本日のTBS「報道特集」
先ほどプロデューサーからお電話頂きまして、先週の第2弾、是非観て下さいとのこと。
「取材を進めてシンナーの不足がかなり深刻であることが分かりました」
「先週から、確かに状況がかなり悪化していますね」
-私も石油販売事業者、LPガス事業者、石化製品販売事業者の方々から少なからぬ悲鳴の声を頂いています。その方たちが先週の放送を観て
「よく言ってくれた」
「当たり前のことを言っただけ、つまらん笑」
「“詰む”で騒いでるやつら、相手にすんな。現場の深刻さが何にも分かってねえんだよ」
などなど、温かなお言葉の数々を頂いております。
何とかこの危機、乗り切りたい。
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「大丈夫、問題ない」と言っている人たちがいる。
いったい、何を持って大丈夫なのか。それは「あの人が言っているから」というだけで、自分で考えない人たちの悪い癖。
デマだの何だの騒いでいるが、数字を見たのだろうか、データで検証したのだろうか。
そして何よりも、既に海外でも国内でも起こり始めたナフサ由来の製品の欠品・納入遅延・値上げという事態をどう見ているのだろうか?どう感じているのだろうか?
LPGのCPは見たこともないレベルの暴騰、ナフサのスポット価格はホルムズ封鎖前の2倍。そこから作られる製品は軒並み大きな値上げ。
何度でも示しますが、「在庫4ヶ月」は経産省発表通りで「原料のナフサが2ヶ月」「ナフサから加工された川中製品が2ヶ月」、合わせて4ヶ月。
そして、「ナフサの2ヶ月」は、「4月、5月の国内からの精製分と輸入の見込み分と製品在庫の費消分」であって、いま国内にあるわけではない。正確な日本語を使えば、「確保」ではなく、「調達の目処が立った」ということ。
実際の国内製品在庫は通常で需要の半月分。だから、石化メーカーはエチレン生産設備の稼働を落としています。12基のうち6基、日本の生産設備の半分が限界の稼働率で運転せざるを得ない状況。止めたら再稼働に時間が掛かるからです。
下記の石油統計以外に、経産省の官僚が石化メーカー他の協力のもと、昼夜を問わず搔き集めているものもあります。しかし、予断を許さないと言っています。不安を掻き立てるのが目的のわけが無い。
ナフサを安定的に、切らさないようにするためには、中東からの輸入は不可欠であり、だからこそ、早くイランと交渉して下さいと、ホルムズ海峡を以前のように安全に通すようにしてくださいと、言い続けているのです。
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ついでに、何度も取り上げている透析医Dr.パパ氏の最新の投稿も掲載しておきます。
(Dr.パパ氏はホルムズ海峡が封鎖された直後の3月上旬から、誰よりも早くこの問題に警鐘を鳴らしていた方です。境野氏とほぼ同じタイミングで「グッドモーニング」というテレビ番組にも取り上げられました。)
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3/29、ワイは日本が詰んでいることを確認した。
ナフサ在庫は実質2ヶ月分。
これからは「誰に・何を・どれだけ優先配分するか」を官民で協議して、トリアージしながら凌ぐフェーズに入る。
→つまり医療・食品包装・インフラの取り合いが始まる
ところが政府の動きはこう:
①補助金でガソリン消費を促進
→貴重になるガソリンも石油製品も食糧も、いままで通りに消費させている
②「ナフサ不足はデマ」と鼻で笑う
→算数がまともにできない。ナフサと川中在庫は別物
③裏では情報収集と業界への要請を進めている
→つまり本音ではヤバいかもと焦っている
表では「問題ない」、
裏では「頼むから何とかしてくれ」
そしてナフサ不足はデマと言い切った以上、
目詰まりが起きたとき、企業のせいにするんでしょうか?
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この戦後最大の危機を乗り越える方法は、何度もお伝えしている通り、「ホルムズ海峡が開放される」以外にありません。
その根拠も説明してきました。
代替ルートでは全く足りないのです。
前回もお話ししましたが、「別ルートで何とかなった」みたいな大本営発表には、くれぐれもご注意ください。
私はその発表があるたびに、経産省等の一次資料をもとに本当かどうか確認していますが、ことごとく嘘です。
(その一次資料のリンクも、前回のメルマガに貼っていますので、自分で計算したい方はそこから確認してください。)
上記の複数の専門家も強く警告しているように、このままいくと日本は6月に詰みます。
ただし、これは理論上で6月に確実にそうなるという話なので、実際の現場はもっと早くから影響が出るわけです。
そしてSNSを見ると、石油やナフサ関連の企業や現場担当者の阿鼻叫喚の凄まじい悲鳴が上がっています。
既に倒産・廃業も多数出ています。
政府のみが嘘をつきながら、安心の状態であるかのごとくプロパガンダを流し、自分で調べない大半の国民がそれを信じているのです。
上記のDr.パパさんも周囲の人と話して、みんなテレビや政府の問題なさそうな情報をそのまま信じ込んでいると嘆いておられました。
完全に情報戦争・認知戦に突入しております。
上記の境野さんの投稿にも書いてありますが、自分で調べない人が騙されて、地獄を見るということです。
(このメルマガの読者さんは、テレビや政府や総理大臣はもちろん、そこら辺の著名な学者、著名な経済評論家、著名な弁護士、著名なジャーナリスト以上にまともな発信をしている私!が、忙しい皆さまの代わりに調べているのでラッキーだと思いますよ!自分で言います笑 私はソースをすべて明かしてるので可能ならご自身でも調べてみてください。
しかし私は普通のことしかしていないのです。他の人間たちがめちゃくちゃすぎるだけ)
北斗の拳という有名な漫画がありますが、あの漫画の最も有名な決めゼリフは、
「お前はもう死んでいる」
でした。
北斗神拳の伝承者である主人公ケンシロウから、秘孔という技みたいなものをかけられた時点で、相手の敵キャラはもう数秒後に体が爆発するのが確定しているわけです。
でも、爆発までの数秒間は、まだ意識があって生きている。
その死ぬ間際の、まだギリギリ生きている相手に対して言うセリフが「お前はもう死んでいる」で、このセリフが大ヒットしたわけです。
日本が今、限りなくこの状態に近いです。
ホルムズ海峡が封鎖された=6月に詰む(需要が供給を上回る)
これが現時点で確定しているわけです。
ナフサ不足がどれほどとんでもない大惨事を生み出すかを理解していれば、「日本はもう死んでいる」と言っても大げさではありません。
そして今のところ、ホルムズ海峡が開放される確率は、このまま封鎖される確率よりも圧倒的に低いのです。
我々庶民にできる対策は、備蓄しかないと思います。
奇跡を祈るのではなく、奇跡が起こらない前提で動いてください。
それが正しいリスク管理ですし、生き残る人の共通点です。


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