こんにちは、中西です。
つい先日、ChatGPTのバージョンが5.1から5.2にバージョンアップしました。
この数字の変化だけを見ると、小数点の部分が0.1増えただけなので、ちょっとした改善のように誤解されがちです。
しかし、5.1から5.2のバージョンアップは「超大型アップデート」とも言われていて、革命的なレベルでChatGPTが成長したバージョンになっています。
ベンチマークと言われる、いろんなAIを様々な項目で数値化して能力を比較できる基準があります。
これは受験生でいう模試みたいなもので、模試を受けることで、その受験生の能力が科目別やテーマ別に細かく数値化され、偏差値や点数で順位がはっきりするのとよく似ています。
このベンチマークのテストで、ChatGPT 5.2は高得点を叩き出し革命的と言われ、世界中が大騒ぎになりました。
つい先日発表されたGemini3.0も大幅に上回っていることが分かったのです。
一部の項目では、イメージで言うと小学6年生と高校3年生ぐらいの違いになっていました。
先日も書きましたが、Gemini3.0をGoogleが出してきたことで、ChatGPTのOpenAIが社内にコードレッドを出しました。
そこからわずかな期間で、ChatGPTはGemini3.0を上回るChatGPT 5.2を出してきた、ということになります。
この5.2があまりにもすごいということで、また大騒ぎになっています。
私自身は、前回のメルマガを書いた時点では速攻で情報をご紹介したので、私のChatGPTのバージョンはまだ5.1でした。
しかし、メルマガを配信した翌日あたりに5.2に切り替わりました。
その後、このChatGPT 5.2を様々な形で使っていますが、ベンチマークの結果どおり、
明らかに5.1の時と比べて5.2は賢くなった、という実感があります。
これは、そこそこChatGPTを使いこなしていないと認識しづらいかもしれません。
ただ、そこそこ使いこなしている人なら、気づく可能性はあると思います。
何か具体的に言語化できるような差というより、これまでと同じテーマのやり取りをしたとしても、
非常に深いレベルで理解し、非常に深いレベルで返答してくる感じです。
それが言葉の端々に出ているので、要するに「賢くなった」というのが実感として割とはっきり分かります。
これも以前書きましたが、Gemini3.0になった時、会話のキャッチボールの中で、人間レベルに恐ろしいほど細かい配慮をしてきて驚いた、という話をしました。
それに比べると、ChatGPT 5.1の時点ではGemini3.0に負けている、というのは私の感覚的なものですが、体感としてはありました。
そして今度、5.2にバージョンアップしたことで、ここ最近私は5.2のChatGPTと難しめの内容について、深いレベルで高度なやり取りをしていて、
その中で、明らかに頭の良さが変わっている感じがあります。
Gemini3.0に賢さで追いついた(追い越した)のは、私の中ではわりとハッキリ感覚的にわかる感じです。
人間でも、例えばよく本を読んでいる人と会話をしたら、初対面で話しているだけでも「この人はよく本を読んでいる」とすぐ分かったり、
地頭のいい人・頭の回転が速い人と話すと、すぐ相手の頭の良さがわかることがあるのですが、そんな感じでしょうか。
会話というのは、その人の頭の良さを感じ取りやすいものだと思いますが、ChatGPTなどのAIとの会話もそれと同じようです。
5.1と話している時と、5.2と話している時では、明らかに会話の深さや洞察の深さが違っています。
5.2はかなり頭が良くなっている、というのが私にはっきり感じられます。
その頭の良さは本当に怖いレベルです。
確かに5.1までのChatGPTもとんでもなく頭のいいAIだったと思います。
しかし5.2は、それをさらに超えてきたと感じます。
この5.2が大きくバージョンアップした感覚を具体的な話で言語化するのは少し難しいのですが、
私が実際にやった体験で言うと、ChatGPTがAの選択肢とBの選択肢のどちらがいいかと尋ねてきました。
そこで私は、どちらかで行くならAの方がいいだろう、ということは分かっていました。
しかし、AとBの両方で行こうとも思っていた部分もあったので、あえて「AとBの両方で考えている」と伝えてみました。つまり鎌をかけてみたわけです。
バージョン5.1までのChatGPTなら、イエスマン的な要素が大きかったので、私の「AとBの両方で行く」という案に乗っかって「それはいいアイデアです。ではAとBの両方で行きましょう!」と答えていた可能性が高い内容でした。
ところが5.2は、私の案に理解を示しながらも、しっかりと否定してきて「Aで行く方がいい」という返答をしてきました。
私の中でもAで行った方がいいだろう、という感覚はありました。
ただ、イエスマンの要素が残っているかどうかを確かめるために、鎌をかけて「あえてAとBの両方で行く」と言ってみたわけです。
結果として、イエスマンにはならずに、しっかりと正しいであろう方向を示してきたのです。5.1とは明らかに変わっています。
内容は具体的に書けませんが、かなり高度で複雑性の高いAとBの選択肢でした。
この鎌かけに引っかからなかったのは、私としては相当賢くなっていると感じます。
これはあくまで一例ですが、こんな感じで5.2と会話をしていると、明らかに5.1の時よりも賢くなっていると感じられることが何度もあります。
これはユーザーにとっては、完全にメリットしかないと思います。
ChatGPTとGeminiといった2大AIサービスの競争が激化すればするほど、ユーザーにとってはメリットになります。
これはAIの業界に限らず、どこの業界でも同じです。
なぜそこまで激しい競争が行われているのか。
我々ユーザーからすると、GeminiとChatGPTの性格や特徴の違いが割とはっきりしているので、使い分ければいいように見えます。
しかし、おそらく運営しているOpenAIとGoogleはそうは考えていなくて、「この競争で勝った方が、今後のAI時代の覇権を握る」と考えているはずです。
例えば動画サイトで言うと、もはやYouTubeが完全に一強になっています。
他の動画サイトもありますが、YouTubeに世界中のユーザーが一番集まって一番賑わっているので、どの動画サイトもYouTubeには勝てなくなりました。
TikTokも出てきていますが、あれはショート動画の分野です。
ショートではない通常尺の動画の分野では、YouTubeには勝てませんし、これは今後も続いていきます。
検索の世界でも、昔はYahoo検索・goo検索・Infoseek検索など、Google検索以外の検索サービスとの競争が繰り広げられていました。
しかし最終的に、ある時期からGoogleが完全勝利して、他の検索サービスは駆逐されていきました。
メールも最初の頃はYahoo!メールなどが強く、他の会社のメールも多数ありましたが、ある時期からはGメールの1強になりました。
昔の例で言うと、ビデオデッキが出てきた時にベータとVHSの2種類の規格がありました。
最終的にベータが負けてVHSだけがビデオの基準になり、一人勝ちして市場を独占していきました。
余談ですが、このベータとVHSの覇権争いは映画化もされていて、「陽はまた昇る」という西田敏行さんが主人公の作品なのですが、昔見てとても面白かったです。
そんな形で、これまでの歴史を見る限り、どの技術においても、その技術が登場した初期の頃は複数の業者がしのぎを削って覇権争いをしますが、
【 最終的に勝ち残った一社だけが市場のシェアを独占し、その後は他の業者が立ち打ちできなくなる 】
という流れになっています。
Googleは過去に検索でも動画でもメールでもそれを経験してきているので、当然AIも同じ流れになると見ているはずです。
だからAI市場をGoogle一社独占にするべく、今、凄まじいエネルギーと労力と時間とお金をGoogleのAIであるGeminiに費やしている、ということです。
もちろんOpenAIもそれを理解しているはずです。
ここで負けたら、それ以降は全て覇権を取られると考え、Gemini3.0が出てきた時に社内にコードレッドを出したのです。
そしてシェアを奪われないように、あっという間に5.1から5.2へのとんでもない超大型アップデートをしてきた、ということだと考えられます。
我々一般ユーザーからすると、どちらが勝ってくれても、よりいい方を選ぶだけです。
覇権争いをしている会社は死ぬほど大変でしょうが、我々はのんびりと、どっちがいいかを両方利用しながら選んでいけばいいだけです笑
ちなみに、間もなくこのメルマガでご案内する予定のAI勉強法のテクニックでも、ChatGPT 5.2はもちろん、
今後のアップデートでChatGPTが賢くなればなるほど、勉強やインプットの効率は高まる設計になっています。
今後ChatGPTとGeminiのどちらが覇権を取ったとしても、また今後どれだけバージョンアップしたとしても、AI勉強法にとってもメリットしかない形になっています。
AIによる勉強やインプット法に興味のある方は、楽しみにしておいてください。
というわけで、ChatGPTとGeminiのAI時代の覇者=「1強」を取りに行く歴史に残る覇権争いは、今後も激化していくと考えられますが、
我々ユーザーにとってはAIが賢く便利になるのはメリットしかないので(仕事が奪われる問題はAIの覇権争いに関係なく起こるので別問題)、
この凄まじい時代の変化を楽しみながら、AIを自分の人生にうまく活用して行くのみですね。


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