こんにちは、中西です。
新型コロナの感染者数の報道ばかりで気が滅入りそうになってる人も多いのではないかと思います。
ところが視点を少し変えると、わりと希望のある話も出てきています。
今日新型コロナの治療薬の開発や進行の状況を調べてみたところ、個人的に思っていた以上に進んでいました。
新型コロナの治療薬について調べている方ならご存知の方も多いと思いますが、一つはアビガンと言う治療薬です。
アビガンは、もともと新型インフルエンザの治療薬として富士フイルムの関連会社(富士化学)が開発した薬です。
結論から言うと、これが新型コロナに有効である可能性が非常に高いようです。
ただ副作用が出る場合もあるようで、そういった点を踏まえてこれまで正式に承認はされてはいなかったようです。
ところが新型コロナが蔓延してきて、中国など世界各国で新型コロナにアビガンが効くかどうかの実験が行われているのですが、どれも見事に効果が出ているようです。
上の記事から引用しますと、アビガンの実験の論文について、
『神奈川県警友会けいゆう病院(横浜市)感染制御センター長で、世界保健機関(WHO)の重症インフルエンザガイドライン委員でもある菅谷憲夫医師は
「研究として見れば、比較対象の設定や試験の手順について多少の問題はある。しかし、治療上の有効性が示された点に大きな意味を認めたい」
と話す。』
とのこと。
またドイツの感染症専門医もアビガンの有効性は明らかだとして、日本政府もドイツにアビガンを大量に送るようです。
しかも新型コロナに有効性が期待できる治療薬はアビガンを含めて、他にもアクテムラなど全部で8つほどあり、
さらにそのうち5つは日本の製薬会社が開発したものでした。
▼コロナ治療薬「世界の救世主」探る臨床の最前線 | コロナショックの大波紋 | 東洋経済オンライン |
あまり素人の私がこれ以上細かいことを書くとよくないので、私からは概要のみお伝えしておきます。
ここまでの話に興味がある人は上記の記事や検索などで調べてみてください。(いっぱい出てきます)
アビガンは副作用のリスクで妊婦さんには使えないなどの場合もあるようですが、
私自身が調べてみた印象では、アビガンもしくはそれ以外の治療薬の中から、わりと近いタイミングで新型コロナに有効な治療薬が認められて、
そこから一気に収束に向かっていくのではないか、と言う印象を持ちました。(あくまで個人の印象ですが)
少なくとも現在マスコミにあおられて起こっているヒステリックなパニックは、治療薬が認められた時点で収束していく可能性は高そうです。
ただ社会的に弱い立場の人や、お金がない人などは経済的なリスクが劇的に高まっていて、
報道されていないところで閉店しているお店も大量に出ているようですし(当然ですが)、
またアメリカに至っては失業者数が先々週の330万人という目が飛び出るほどの数字から(それまではずっと20万人程度)、
先週はなんと2倍の「660万人」もの空前絶後の驚異的な失業者が出ていて、
合計でわずか「2週間で1000万人」ものとんでもない人数の失業者が出ている大惨事です。(繰り返しますがそれまでずっと20万人あたりを推移)
と言うわけで相変わらず「感染リスク」と「経済リスク」の板挟み状態ですが、
治療薬の開発は世界中で凄いスピードで進んでいて、かなり期待できる結果が出てきていますので、
引き続き情報収集をしながら、1日も早く状況が良くなることを祈りたいと思います。
それではまた。