- 2019-6-9
- その他・雑談
こんにちは、中西です。
本日は日曜日ですので恒例の雑談系ネタで。(このブログ・メルマガは日曜日は雑談系になることが多いです)
今回は、最近読んで「とんでもない大傑作だ!」と思ったおすすめ漫画の紹介を。
※ちなみに何週間か前に、大学生の主人公(作者)が交通事故にあって高次脳機能障害になった実話の漫画を紹介しました。こちら。
▼交通事故で頭を強打したらどうなるか? 大和 ハジメ (著)
今回紹介する漫画は、上記のようなノンフィクション系ではない、通常のフィクションの漫画ですが、もはや「歴史に残るレベルで圧倒的に面白い!!」と太鼓判が押せるほどの作品です。
「中西が紹介する漫画は面白いかどうか」の信用を賭けて紹介してもいい作品でございまして、本当に自信を持ってオススメできる素晴らしい作品です。
個人的にはこの数年で読んだ漫画の中で、間違いなくダントツでトップの面白さでした。
Amazon のレビューが異常に高かったのでとりあえず1巻だけ購入してみて、気づいたら全5巻を読み終わっていました。
読み終わった後、内容のあまりの凄さに、「こんな凄い作品なら、何かの賞や映画化されてるんじゃないの?」と思い調べてみたら、
「マンガ大賞2019」の大賞
を受賞したばかりだったようです。はっきり言って、読んだ人ならこの大賞も誰もが納得すると思います。
しかも今年の7月からアニメ化も決定したようです。これも納得。多分アニメ化によってますます話題になると思います。
・・・おっと、作品のタイトルをまだ言ってませんでしたね。焦らしてすいません(笑)
その歴史に残るレベルの大傑作漫画がこちら。
いい意味で第一印象を思いっきり裏切ってくれる作品でした。
私の第一印象は、表紙のイラストを見た時に「子供っぽいイラストだ。10代向けのSF漫画ぽいな。今更こんなの読んで楽しめるか?」という感じ。
ただ最悪ハマっても全5巻だったのと、全5巻とも凄い高評価だったので、とりあえず1巻だけ読んでみたのです。
で、気づいたらほぼ一気読み・゚・(ノД`;)・゚・
正直、途中の巻までは「サスペンス要素のある、まあまあ面白いSF漫画」という程度でした。(作者の前作はギャグ漫画のようで、本作もギャグ要素はかなりあり)
物語の後半から、その“サスペンス要素”の謎になっていた部分が解き明かされていくのですが、
その謎の種明かしが、読者の誰一人、絶対に想像もできないような内容になっているのです。
そして伏線が全て見事に回収されて行きます。
しかもフィクションなのに、学問的な理論の話も多く、文系・理系の両分野で勉強になる話も多いです。知的好奇心の高い層にもうってつけ。
イラストのタッチからは想像もできない“非常に深い人間ドラマ”も待っています。
いやーホントすごい話でした。「マンガ大賞」→当然でしょ、「アニメ化」→当たり前です、という感じ。海外でも大ウケすると思います。傑作とは、こういう作品のことです。
ちなみにあまりにも素晴らしいので、小学校高学年の甥っ子に全巻セットで贈ってやる予定。
大傑作なので日本中の学校の図書館に置くべきだと思いますが、今後もっと話題になっていくはずなので、結局みんな自分で買うだろうね。 何回も読み直したくなるし。
ネタバレしない範囲でもっと書いてもいいのですが、ハードルが上がりすぎるのも良くありませんので(それでもその上を行く内容ですが)、私の紹介はこのへんで。
一応言っておきますと、 漫画やフィクションそのものが根本的に大嫌いな人や、
SF・サスペンス分野が大嫌いで、この分野の小説・映画・漫画作品で、過去一度もいいと思った経験がない人は、さすがに合わないかと<(_ _)>
(バックトゥザフューチャー等の時空物、インターステラー等の宇宙物、家族や友情モノ、浦沢作品などが好きな人は大丈夫)
キングダムみたいに50巻以上出てるような長編ではないので、受験勉強の合間のご褒美としてもちょうどいいと思います。※漫画禁止令を出している人は、「受験終了後に見る作品リスト」に入れておいて。
(ちなみにこのメルマガは私が本当に良いと思った本・漫画・映画など時々紹介しますので、「受験後にみる作品リスト」を良かったら作っておいてください<(_ _)>)。
圧倒的にスリリングで知的で面白く、かつ心が洗われる大傑作でした。 日本中の若者に読んでほしい作品。
それではまた。