- 2012-3-27
- 1ヶ月100記事企画, 受験が終わった後について, 大学入学前の準備
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今のうちにお伝えしておきたいことを1つ。
受験が終わって進学する人に向けての話なのですが、
「これだけはやらないでほしいな」
と私が個人的に思っていることがあります。
それは、
【 開放感のあまり、未成年なのに飲酒すること 】
・・・ではなくて(いや、もちろんそれも絶対ダメですが(-_-;))
【 受験で使ったテキストを捨ててしまうこと 】
です。
あなたがこの1年、受験勉強の中で使っていた
参考書、問題集、塾などのテキスト、副教材、
ノート、カードなど
があると思うのですが、こういったアイテムを
捨ててしまわないでほしいのです。
あなたはこの1年、おそらくは
人生で一番真剣に生きてきたはずです。
もちろん、いろいろな反省点や後悔も
あったかもしれませんが、
自分の行きたい大学を目指して、
自分と闘いながら、葛藤しながら、
自分の成長を感じながら、ときに涙を流しながら、
1年を過ごしてきたと思います。
私自身、振り返ってみて思うのですが、
やはり受験時代というのは、
人生の中でも、かなり特殊な時期だということです。
もちろん、それ以降の人生においても
受験以上に大変なことや葛藤、
悩みといったことは何度も経験するのですが、
「自分の原点はどこか?」
と考えたときに、真っ先に浮かんでくるのが
やはり、受験生時代なのです。
私が受験生の頃を思い返すと、
今の自分と比べても全然未熟でしたが、
少なくとも十代後半のあの時点では、
「自分なりの精一杯を尽くした」
という感慨があります。
未熟だったとはいえ、
若い時代のその頑張りがあったから
今があるのであり、
ときには、
「あの頃はあんなに頑張ってたじゃないか!
だから、今回もオレはやれるはず!」
と、昔の受験時代の自分と比較して
モチベーションを高めたことも、
少なからずこれまでありました。
その意味で、やはりこの時代は、
自分の「原点」となっているといえます。
多少の個人差はあるかと思いますが、
「この1年、自分なりに精一杯やった(;_;)」
という感覚は、私のブログ・メルマガの読者さんであれば、
必ずあるはず。
このブログやメルマガの読者さんは、
世間の平均より明らかにレベルが高いのが判明していて、
たとえば昨年10月から3~4ヶ月ほどの間で、
当初まだ数百名規模だった
メルマガの読者さんから
150名以上の方が、当会の
OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)に
参加されています。
ふつうは、メルマガの読者さんといえば、
送られてくるメルマガをただ読むだけの人が
大半なのですが、
自分からアクションを起こして企画に
参加するというのは、
相当な成長意欲がないと、まずできないことです。
そんな人が全体の何割もいるメルマガですから、
間違いなく、私のメルマガの読者さんの成長意欲は
世間の平均をはるかに上回っているわけです。
なので、きっと、反省点などあるにしても総じて、
「この1年、自分なりに精一杯やった!」
と感じる人が、非常に多いかと思います。
そして、その経験は、今後の長い人生において、
きっとあなたの「原点」であり続けることでしょう。
ただ、人間は悲しいかな、非常に忘れやすい生き物ですから
(それはもうこの1年の勉強で十分わかったかと(笑))
今、受験時代の記憶がしっかり残っていても、
2~3年もすれば、「原点」の記憶も薄れていくのです。
そうなっては、もったいなさすぎです。
そうならないために、
いつでもカンタンに、あなたの「原点」をしみじみと(←ここ重要)
思い返せるツールとして、
【 受験生時代に使ったテキスト(参考書・問題集など)を
残しておくこと 】
が、とても大切だと私は考えています。
私が大学を卒業するときに、実家で荷物の整理をしていたら
受験時代に使ったテキストが出てきたんですね。
大学時代は、まったくそんなものを
見ていなかったのですが、
大学も終わりになった頃、
その受験時代のテキストを見たとき、私は、
正直、泣きました(笑)・゚・(ノД`;)・゚・
いや、リアル涙こそ流してませんが、心では
思いっきり泣いていたのです。
受験時代というのは、多少個人差はあっても
誰しもそれくらい感慨があるもので、
その大切な記憶を一瞬で呼び戻すツールが
当時使っていたテキスト類なのです。
もちろん、部屋のスペースなどの関係で
全部が全部、残しておくことは難しい人もいるかと
思いますが、
せめて、特に思い入れの深い参考書やノートの、
最低でも2~3冊くらいは、
捨てずに残しておくことをおススメします。
それらのテキストが数年後、
あなたの最も熱かった受験時代の記憶を
一瞬で呼び戻してくれる、
最強のモチベーションアップ・ツールに
なっているはずです。