- 2011-11-29
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生はもうこの時期になると、
単なるインプット学習だけをやっているようではいけません。
この時期は、過去問や実践問題といった、いわゆる
アウトプット型の学習をメインにすえて
勉強をしていく必要があります。
しかし、インプット学習がまだ十分やれていなかった人にとっては、
インプットをやりながら、かつアウトプット学習をしていくことになるので、
そういう人は、正直、気持ち的には「何かに追われている感」が半端じゃなく襲ってきてるかと思います(笑)
ここで注意しなければならないのは、過去問や実践問題をどんどん解いて行くからといって、
インプットの手を止めてはいけない
ということです。
アウトプットはとても重要ですが、だからと言ってそれだけではダメです。
インプットがどれだけ進んでいるかにもよりますが、アウトプットばかりしていては、
「過去問慣れ」「問題慣れ」はできたとしても、
土台となる実力養成が止まってしまう
ので、あるところで実力が頭打ちになってしまいます。
過去問や問題演習に慣れていきながらも、
これまでやってきたインプット学習を
「しっかりモノにしていく」
ための勉強を止めないようにしてください。
一番もったいないパターンは、
せっかく授業で習ったり、一度テキストをやったりして、これまでに結構な時間をそこに投入してきたのに、
ここに来て、その復習の手をピタッと止めてしまうこと(´ρ`)
です。
何ヶ月もかけて、授業や自習で膨大なインプットを1度やってきたテキストがあるのに、
その復習をまったくやらずに、最初の1度きり、あるいは2~3度やったままで終わっているのは、
そのこれまで投入してきた膨大な時間を捨てるに等しいです。
1度やっている内容ですから、本当はちょっと復習したら、以外にグンッと実力が上がる可能性があるのに、
それっきりにしたままのテキストやノートがある人。
1~2回程度の中途半端で終わらせずに、そこをしっかり何度も繰り返して、
【 これまでやってきたことを確実にモノにしていく 】
というマインドを忘れないようにしてください。
この時期、まったく新しいインプットをやるというのは稀だと思います(もちろん残っている人はやらないとダメですが)。
これまでやってきたことを、中途半端のまま残しておかないで、
しっかり、確実にモノにしていく。
残り少ない期間で最大限に実力アップを図るなら、
それが一番、無駄のない効率的な勉強法だと私は思います。