- 2012-8-13
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
勉強でも仕事でも、
「1日の終了時間」
をしっかり決めた上でスタートすることは、
集中力を高める重要なポイントの1つです。
それとは逆のやり方で
「終了時間は決めず、何時になっても、TODOリストが全部完了するまで寝ないヽ(`Д´)ノ」
という方法もあるのですが、
この場合、完了しなければ朝方まででも
やり続けるということになります。
結果、翌日は睡眠不足で生産性はガタ落ちです。
そのあたりの詳細は以前こちらの記事にも書きました。
▼「1日の終わり方がヘタな人、うまい人」
ただ、1日の終了時間を決めるといっても
私は2通りのやり方があると思っています。
1つは、ふつうに終了時間を決めて
その時間を厳守する方法。
もう1つは、終了時間を一応決めておくのですが、
その時間になって、何らかの理由でどうしても延長したいときは
【 30分だけ“ロスタイム”として延長する 】
という方法です。
「ロスタイム」というのは言うまでもなく
サッカーなどの試合で、前半・後半のそれぞれの終了時間のあとに
追加される延長時間のことですね。
(延長される理由は、試合途中の選手交代や選手の負傷などで
費やされた時間を補うため。)
勉強や仕事の終了時間にも、この「ロスタイム」制を導入するのです。
たとえば「今日は22時に終了する」と決めたのであれば
原則として22時で切り上げるわけですが、
「どうしても延長したい場合のみ、22時30分まで、30分だけ延長OK」
とするわけですね。
※ただし22時30分になったら、もう延長は不可。何があっても切り上げる。
サッカーなどのスポーツでは、審判が試合中のロスタイムを計算し
あとでその分が延長されるわけですが、そこまで細かくは考えずに
「必要な場合のみ、30分だけ延長する」
と「30分」と決めておくわけです。
(もちろんこの「30分」の部分は、好みで変えてもらって結構です)
こうしておくことで、勉強中・仕事中に余計な用事が入って
失った時間などを、ロスタイムで取り戻すことができます。
また、用事などが入ってなくても、全体的に進みが遅い日は
「30分だけだが、延長できる!」
と調整できるので希望が持てますヽ(;▽;)ノ
ちなみに、私が以前働いていた企業でも
終了時間(18時)を守るルールが徹底されていました。
つまり「残業禁止」の会社だったのです。
禁止どころか、残業をしていると、
社長・副社長からカミナリが落ちていました(゚д゚lll)
「残業なんかすんな!!アホか!!!」と。。
社会人の方であれば、ベンチャーで「残業禁止」というのが
いかにあり得ない話かはご理解いただけるかと。
ただ、その会社では1個だけ社員への救済措置がありました。それが、
「どうしても必要な場合のみ、上司に申告すれば、20時までなら残業可」
というルール。
ただし20時になったら、もう何があっても
無理やり会社を追い出されます(-_-;)
つまり、上にあげたロスタイムと同じような制度があったのです。
この制度のおかげで、日中に多少想定外の案件に時間をとられても
最悪このロスタイムの2時間で何とか
仕事を終わらせることができました(ノД`)
ロスタイム制は、上記のとおり
「終了時間を決めてスタートする方法」における1つのやり方なので
絶対全員が導入した方がいい、というものでもありませんが
【 終了時間厳守+多少の融通も効く 】
という点で、かなり有効な方法の1つです。
ご自身の環境や好みに合わせて、
よかったら導入を検討してみてほしいと思います。