- 2011-4-23
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今日はアホな前説はやめて、読者さんからいただいた嬉しい合格報告を一部ご紹介。
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中西さん、こんばんは。
先日、第一志望大学に合格しました。
私は10月の模試でE判定でした。
「一か八かで受けてみたら?」と塾の先生に言われて受けた公募入試は落ちてしまい、「E判定じゃ無理」と自分で決めつけていました。
冬休み頃にこのブログを見つけ、いつも寝る前や休憩中に過去の記事まで読むようにしていました。
そしてこの記事(「いまE判定でも合格できる理由」 の記事)に辿り着き、合格可能性のあるE判定になるために、大学の過去問や問題集を5周はやり、2月の一般中期で受かることができました。
学校や塾では教えてもらえない勉強方法などが書かれていて、すごく参考になりました!
ありがとうございました。
大学生になっても、これからの人生に役立つことが詰まったこのブログをずっと読み続けていきます。
そして、後輩たちにも勧めていきます!
Yさん
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「いつも寝る前や休憩中に過去の記事まで読むようにしていました」って、もう私を泣かそうとしてるとしか。。。
「後輩たちにも勧めていきます!」って、こんな嬉しい言葉がほかにあるでしょうか!ブログやっててよかったですよ。
Yさん、改めて合格おめでごうございました!
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私は今度から高1になります。
このブログを知ったのが中3の夏でした☆
今までの記事を読みあさって勉強の休憩方法をかえてみたり、勉強に対する意識が変わったりと全てといってもよいほど参考にさせていただきました(-^□^-)
三者懇談でも「公立は難しい。」や、「私立は一番上(Ⅲ類)も2番目(Ⅱ類)も難しい。」といわれました。
私立の一番上とは本当に難しくて○○県の○○高校という○○一よりも偏差値が上という、とてもすごいとこなので私も受かるとは思っていませんでしたが、でもショックでした。ww
そこから毎日必死に勉強をしました。
そして私立の発表。。。Ⅲ類合格!スライドなのでⅡ類ももちろん合格でした(^O^)
そして公立も合格!
私の高校受験はすべて成功といきました。
これもこのブログを書いてくださり、勉強にとても高い壁を感じていた私にいろいろな情報・アドバイスをくださった先生のおかげです!
本当に感謝しています<(_ _)>
これからは大学受験に向かってがんばっていこうと思っています。
ブログ楽しみにしてます♪
長文失礼しました<(_ _)>
Mさん
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去年の夏から読んでいただいてたんですね。まだブログを始めたばかりのころです。
このブログの記事なんて、本当に本当に1%未満の役立ち度で、合格できたのは間違いなくMさんの努力の賜物。
それでも、こうして合格報告してくれる人がいると、本当に私のモチベーションが急上昇します。
Mさん、わざわざご連絡ありがとうございました!
大学受験もがんばってくださいね!
では、目頭をおさえつつ今日の本題へ行きましょう。
勉強を進めていく上で、
目標の設定の仕方
というのは非常に重要です。
目標の設定にも、上手なやり方と下手なやり方があるんですよね。
ここを間違えると、たいがい失敗します。モチベーションが続かなくなったり、達成感を感じなかったり、そもそも成績が伸びなかったりしてしまうのです。
目標を設定するときのコツとして、覚えておくといい法則があります。
「SMARTの法則」
というやつです。
SMAPではありませんよ。キムタクや中居君は関係ないです。「SMARTの法則」(スベったか)
この法則を押さえておくと、目標が達成しやすくなります。目標って、設定する時点で勝負がある程度決まっている部分があるんです。
で、SMARTって何かといいますと、次の頭文字になります。
S(Specific) :具体的に立てる
M(Measurable):測定できる数値にする
A(Achievable):達成可能なものにする
R(Relevant) :自分にとって意味がある
T(Time-bound):期限がはっきりしている
ようするに、漠然としていたり、計測できなかったり、期限が決まっていないと、
目標を設定してもうまくいかない可能性が高いですよ、ということ。
私が良くないと思う目標は、たとえば、
「数学を得意科目にする!」
「B判定をとる!」
「偏差値を10アップさせる!」
「合格最低点をとる!」
とか、そんな感じの目標です。すべてSMARTのいずれかが欠けています。
ようするに、
「自分がその目標に近づいていることが、計測できるかどうか」
が重要なんですね。
上の例のように、判定とか偏差値を目標にしても、模試の結果が出るその瞬間まで、目標に近づいているかどうかなんてわからないわけです。
自分が目標に1歩1歩近づいているかどうか、そのプロセスを計測できることが重要だと思います。とくにモチベーションを維持する意味で。
そう考えると、偏差値10アップしたいなら、それをそのまま目標にするのではなく、
「問題集の95ページまでを、6月30日(模試の日)までに3回繰り返す」
といった目標にした方が、6月30日までの間、
▼あとどれくらいやらなければならないか
▼今どれくらい予定より遅れているか
といった目標達成までのプロセスを、リアルに数字で把握できます。
このように、進捗状況が数字でしっかり計測できると、かりに予定より遅れていても「挽回しよう!」と思いやすいので、モチベーションも維持できます。
仮に模試の結果が悪かったとしても、95ページまで3回繰り返したという事実はしっかり残りますので、落ち込みも最小限にできますし、
「やるべきことはやれている。これから伸びるはず!」と希望も持てるのです。
どれだけ頑張ったかのプロセスを把握できない目標では、結果に一喜一憂して終わりです。B判定なら「よっしゃー!!」、C判定なら「ダメだ俺」ってなってしまう。こんな一喜一憂にどれほどの意味があるんでしょうか。
そんなわけなので、これから目標を設定するなら、SMARTの法則を思い出して、この基準から外れていないかチェックしてみてください。
この目標設定のコツを知っているかどうかで、同じ努力をしてても全然生産性が変わってくるので、
ぜひ賢く、かっこよくSMARTに(←おおっ!)、目標を設定するように心がけてみてくださいね。
P.S
今日のオチはSMARTに決まった(T-T)