- 2012-10-31
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
いよいよ明日からもう11月ですね。
恐ろしいことに、今年も残り2ヶ月となってしまいました(;゚Д゚)
大学受験の方は、センターまであと2ヶ月ちょっと。
資格試験の方も、OCPメンバーを見ていると
追い込み期・直前期に入った人が多いです。
こういう切羽詰った時期になると、
人はつい「手っ取り早く」「最短で」実力を上げる方法がないかと
考えてしまいがちですが(昔の私もそうでした。ズボラーなので(-_-;))
私は逆に、そういう焦ってしまうときほど
手っ取り早く、一足飛びに何かをしようとするのではなく、一度
【 基本に立ち返る 】
のが重要なんじゃないかと思っています。
前回も、逆転合格を目指す場合のポイントとして
「具体的な計画」
「計画の実行力」
の2つの重要性についてお話しましたが
一見すると、これらはとても基本的な
「今さらなに?」というレベルの話にみえます。
が、そういった「本質」の部分というのは、
常に単純なものであり、
同時に、常に最重要なものなのです。
単純に表現されるゆえに多くの人が見落としがち、
忘れがちなのですが、
いっぽうでは最も重要なポイントですから、
その部分をしっかり見直すだけで
案外、合格までの最短コースを歩めることも少なくありません。
近道しようと裏ワザを探しまわるよりも
本質の部分をテコ入れするほうが
いっけん遠回りのようで、逆に近道になることが多いわけですね。
そこで今回は、目標を達成するための
本質的なある話について解説します。
受験勉強において、
自分で立てた目標を確実に達成したいとき、
ぜひ頭に入れておくと便利な“公式”がいくつか存在します。
その中でもとくに重要なものの1つに、
【 PDCAサイクル 】
とよばれる公式があります。
このPDCAというのは、
▼Plan(計画)
▼Do(実行)
▼Check(評価)
▼Act(改善)
の頭文字をつなげたもので、
【 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善) 】
という流れで、4つのサイクルを繰り返すことによって
目標達成までの道のりを
「最短コース」かつ「最大限の生産性」
で進んでいくことができるもの。
これはもともと企業の業務改善の手法として
よく使われているもので
私も最初はその勉強中に知ったのですが、
完璧に受験勉強にも応用ができる手法だったので
2年くらい前からブログなどで時々紹介してきました。
そして、本日募集が終了する当会の
OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)
を設計するときにも、
絶対にPDCAサイクルの
考え方を外さないように意識し、
【 半強制的 】
に、受験生がこのサイクルを回せるように設計しました。
前回お話したように、
▼Plan(計画)
▼Do(実行)
というのは、もっとも重要な要素なのですが、
それをさらに突っ込んで行くと、
その「実行」の精度を上げるためには
(つまり「勉強の生産性」を最大限に高めるためには)
さいごの2つである
▼Check(評価)
▼Act(改善)
がとても重要なポイントになってくるんですね。
ところが、一人で勉強している場合、
「Plan(計画)」まではできたとしても
次の 「Do(実行)」の段階でつまずく人が多い。
さらに、なんとか頑張って
「Plan(計画)→ Do(実行)」
まで一人で実行できる意志の強い人でも
ほとんどの場合、
「 Check(評価)→ Act(改善)」
の部分が、とてもおろそかになります。
簡単にいえば、1日・1週間のおわりに
「振り返り」や「反省点」
を洗い出す、もしくは考える習慣が
一人ではなかなか身につかないのです。
その重要性を知って、毎日毎週の「振り返り」を始めた人でも
たいがい3日坊主で終わることが
とても多いのです。
受験生の勉強記録ブログを見ていても
そんなところまで、しっかりやっている人は
ほとんどいません。理由は、めんどくさいから。
逆転合格をめざす人、絶対確実な合格を目指す人は、
「1%でも多く生産性を高める!ヽ(`Д´)ノ」
という、強烈なマインドセットが必要です。
そのためには、
Plan(計画)→ Do(実行)→Plan(計画)→ Do(実行)
→Plan(計画)→ Do(実行)・・・・・・
だけを繰り返しているようでは
“自分との現実的な戦い”
に負けている、少なくとも完勝していないのです。
よって、PDCAサイクルを頭に入れたうえで
「Plan(計画)→ Do(実行)」
のあとに、毎日・毎週必ず
「 Check(評価)→ Act(改善)」
をしっかり行う。
その上で、次の
「Plan(計画)→ Do(実行)」
のサイクルに入っていく、
というのが、めんどくさくとも最も効率的であり、
本当の意味での
「自分との現実的な戦いに勝つ」
「1%でも多く生産性を高める!ヽ(`Д´)ノ」
ということだと私は考えています。
なにより、人生を左右する受験においては
そこまでやるだけの価値が十二分にあるのです。
しかし、人間はみんなめんどくさがりやです(私がその代表゚(゚´Д`゚)゚)
自分一人で、「Plan(計画)→ Do(実行)」ならまだしも
「 Check(評価)→ Act(改善)」
まで毎日毎週しっかりやれる人というのは
本当に超少数派。
(もちろんその人たちは、受験でも人生でも圧勝します)
ふつうはそこまで一人ではやれませんから、
「わざわざお金を払って」
「めんどくさいシステム」を手に入れて、
「ねばならない環境」に身を投じて
【 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善) 】
の4つのサイクルを、しっかり回せる自分を手に入れる。
極端な話でもなんでもなく
「Check(評価)→ Act(改善)」
が一人で無理なら、
その部分を完璧にするためだけに
OCPの参加費を払う
ということでも、(私が言うのも変ですが)全然アリなのです。
直前期における日々の
「Check(評価)→ Act(改善)」の
価値が真に理解できるかどうか、だと思います。
「Check(評価)→ Act(改善)」は
それほどまでの重要な要素です。
繰り返しますが、そうやって、
「わざわざお金を払って」
「めんどくさいシステム」を手に入れて、
「ねばならない環境」に身を投じて
やっと、真の意味での
「1%でも多く生産性を高める!ヽ(`Д´)ノ」
という境地に行き着くわけですね。
「1%でも多く」というのは、単なるスローガンではないのです。
リアルに、超現実的に、それを狙っていくのです。
じゃなければ、一度きりの人生がもったいないじゃないですか。
OCPの本年度募集は、
今日(10/31(水))の23:59で終了します。
単なるスローガンではなく
現実から目をそらさず、
リアルに現実を見て、その現実と戦って、
最後に夢の合格を勝ち取るためにも
本当の意味での、リアルな
「1%でも多く生産性を高める!ヽ(`Д´)ノ」
という境地に行きついてほしいと思います。