- 2012-12-20
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
長期間にわたって受験勉強をしていると、
多かれ少なかれ、勉強にむかうテンションが低くなることがあります。
成績が上がらないほうのスランプではなく
調子がでないほうのスランプです。
こういうとき、よい意味での真面目な人は、
「自分には努力が足りないんじゃないか」
というふうに、自分の「努力不足」に原因を考える人が少なくありません。
しかし、こういう形でスランプの原因を追求しても
あまり解決にならないことが多いです。
なぜなら、すでに自分なりに努力はしているからです。
よって、「努力不足」が原因だと考えてしまうと
たいていの場合、自己嫌悪に陥ります。
こういうときは、「努力不足なんじゃないか」と考えるより
「工夫が足りないんじゃないか」
と考えるとうまくいくことが多いです。
「努力が足りないんじゃないか?」と考えてしまうと、
「もっと努力しなければ!」「もっと頑張らねば!」
という結論になってしまうことがほとんどです。
でも、そんなことは最初からわかっていて、それができないから
スランプなわけです。
そうではなくて、「工夫が足りないんじゃないか?」と考えれば、
「もっとこうしたらいいんじゃないか」
「ここがおかしかったんじゃないか」
「こうやってみたら気分が変わって調子がよくなるかも」
といった形で、「具体的な改善策」を考えるようになります。
精神面から見ても、「努力が足りない」と考えてしまうと
自己嫌悪、マイナス思考といった方向に流れてしまいがちですが、
「工夫が足りない」と考えれば
前向き、プラス思考といった良い精神状態を維持できて、ストレスになりません。
もちろん、本当に単なる努力不足という場合もありますが、
それが事実だとしても、「努力が足りないんじゃないか」と考えることに
あまり意味がないように私は思います。
しいて言うなら「『工夫する努力』が足りない」。
そう思うくらいでいいのではないでしょうか。
すでにあなたはある程度以上、頑張っているわけですから
調子が悪い時は「努力が足りないんじゃないか」ではなく、
「工夫が足りないんじゃないか」と考えてみることをおススメします。
P.S
「工夫」でスランプから脱出するための本もあります。
今日の本文にピンと来た人なら、読んで面白いかも。
漫画入りで薄い本なので読みやすいです。