- 2013-6-22
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私たちは、ふだんからたくさんの「メディア」に触れています。
あなたが今読んでいるこのブログしかり、メルマガしかり、
その他にも、ツイッター、フェイスブック、ミクシーなどのSNSはすべてメディアですし、YouTubeなどの動画サイトもメディアです。
ネット上のあらゆるサイト全般がメディアだといえますし、テレビも新聞もラジオも雑誌もメディア、
見方によっては、映画、漫画、ゲームなどもメディアに含まれるでしょう。
こう考えると、私たちはもう四六時中、なんらかのメディアに囲まれて生活しているわけで、
よほど特殊な生活を送ってる人をのぞき、メディア抜きの生活は考えられないというのが現代人の特徴だと思います。
こういう時代状況においては、しっかりと自分の中で「メディアとどう接していくか」をあらかじめ考えておかないと、
朝から晩まで、常に何らかのメディアと無目的に接してしまうような生活になりかねず、
そうなってしまうと、自分の人生を生きているのか、メディアが用意したコンテンツの中をフラフラと浮遊しているだけなのか、よくわからなくなってしまうのです。
恐ろしいことに、自分の人生を生きているのではなく、単にあっちこっちのメディアを行き来しているだけで一日の大半の時間がすぎていく人生を送っていても、
自分自身の人生が、そういう単にメディアを浮遊しているだけの生き方になってしまっていることにすら、気づかなくなることがあるのです。
サスペンス映画の一部でときどき使われる、まったく謎だらけの展開で進んでいって、最後のオチが、実は
「自分(主人公)はすでに死んでしまっていて幽霊だったが、それに気づいていなかった!」
みたいな笑劇ならぬ衝撃のラストが待ち受けていることがありますが、そういう変な人生に近いわけです。「第六感」の世界なわけです。
四六時中、メディアの中を浮遊する浮遊霊みたいになっちゃってるのに、自分自身がそれに気づいていない人生。くわばらくわばら(古い?)
そんなメディア浮遊霊みたいにならないためには、メディアに接するときには、
「今、自分はなぜこのメディアを見ているのか?」
という点を、常に意識しておく必要があります。
この意識が薄い人は、ほぼ間違いなく各種メディアが大量に届けてくる「いっけん楽しそうなコンテンツ」にばかり目が向いてしまい、
そのコンテンツの中をドンブラコ~ドンブラコと浮遊して流されていくだけの浮遊霊人生になってしまうでしょう。
メディアを見るな、楽しむな、という話ではありません。しっかり意識していないと、それに流されるだけで人生終わってしまいかねないから注意しましょうね、という話。
受験勉強中は当然ですが、合格後の生活においても、「メディアとの向き合い方」というのは、
こういう時代においては自分の人生を大きく左右してしまうポイントになるので、この点は常に注意しておいてほしいと思いますね。