- 2026-7-16
- ChatGPT
こんにちは、中西です。
この7月に入ってから、AIの進化のスピードがとんでもないことになっております。
もともとAIの進化はものすごかったですが、特に先月から、この7月の中旬までにかけてのAIサービス各社の進化が非常にやばいです。
先日もご紹介したChatGPTが「5.6 Sol」というバージョンを出してきたことで、
思考力、判断能力、事務処理能力、コミュニケーション能力といった、組織における人材にとってのすべてと言っていい要素で、人間を超えてきました。
GPT-Liveのコミュニケーション能力に至っては、ついに人間とまったく同レベルに到達したと、個人的には感じております。
その衝撃を皆さんにシェアするため、先日GPT-Liveの男性キャラとの30分ほどの会話音声をお届けしました。
非常に面白かったと好評だったので、今度は女性キャラと30分ほど話した音声を収録しています。
近日お届けしますので、お楽しみに。
GoogleのGeminiのほうでも、本日ニュースになっていたのが、24時間働くAIエージェント「 Geminiスパーク」というサービスです。
7月16日から日本語展開を開始しています。
これは、調べ物やデータ整理、日々のやり取りやスケジュール調整、旅行の手配など、
ユーザーの代わりとなって24時間体制で自動的に仕事を行ってくれる機能です。
クラウドで常に動き続けてくれるので、パソコンやスマホの電源をオフにしていても、事前に設定した仕事をどんどん進めてくれます。
つまり、ユーザーが寝ている間も、どんどん仕事をしてくれるのです。
単なる事務的な作業だけでなく、高度な推論や長期的なタスクの処理にも対応しています。
完成までの手順がたくさんあるような、複雑な仕事も任せられるようです。
当然、GmailやGoogleカレンダー、Googleドキュメント、スプレッドシートなど、Google関連のツールとの連携も可能です。
ただ、使えるのはGeminiのUltraプランのユーザーだけのようなので、それ以外のプランや無料プランの人は、今のところ利用できないようです。
当面、無料での利用は難しいかもしれませんが、月3,000円ぐらいのプランでは、そのうち利用できるようになる可能性も高そうです。
最近は何度も言ってきましたが、AI革命は完全に、AIが作業をしてくれる第2フェーズに突入しました。
ホワイトカラーとして働く社会人は全員、このAIの進化が次のフェーズに移ったという事実を真正面から受け入れ、認識する必要があります。
人によっては、かなりつらい現実を受け入れることになる場合もあるでしょう。
しかし、この現実を受け入れないと、何の準備もしないまま最悪の現実が突然訪れるリスクが高まるので、しっかり直視して注意しておく必要があります。
一昨日も報道されていましたが、ノーベル経済学賞の受賞者16人を含む経済学者やAIの研究者ら約200人が、
現在のAIの急速な進化に対する懸念を示す共同声明を発表しました。
内容を簡単に言うと、AIが経済や雇用に与える影響はすさまじく、「産業革命を上回る前例のない経済改革」をもたらす可能性があると指摘しています。
この共同声明では、AIは生活水準を劇的に向上させる可能性がある一方で、
大規模な雇用喪失といった深刻なリスク
を伴う可能性も警告しています。
この共同声明に名を連ねた人物の一人に、元FRB議長のバーナンキ氏もいます。
声明では、AIが社会に利益をもたらすように導くための「具体的な政策や制度の構築」に、今すぐ着手するよう各国に強く訴えている、という報道でした。
似たようなことは、2025年の初めごろに、AIの世界トップの開発者やハーバードの研究者・起業家ら5人が書いた
「AI 2027」
という有名な論文にも記されており、当時から警鐘が鳴らされていました。
しかし、2026年7月のこのタイミングで、ノーベル経済学賞の受賞者16人や元FRB議長など、
世界トップの経済の権威たち約200人が一斉に共同声明を出したことには、大きな意味があります。
AIによる世界的な雇用喪失のリスクが近い将来に起こり得るという予測から、
ついに現実的にそれが起こる時代へ突入したことを意味していると言っていいと思います。
▼YouTube動画 AIで「大規模な雇用喪失の可能性」ノーベル経済学賞受賞者ら約200人が声明 今すぐ対策とるよう訴え(テレ東BIZ ダイジェスト)
要するに、この声明では、各国の政府に対して、大量解雇が続く事態への対策を早めに講じておけ、ということを言っているわけです。
しかし、少なくとも日本の場合、自民党や高市総理が国民のことなどまったく何も考えていないことは、100%間違いありません。
政府なんていうものを信用して助けてくれると考えていたら、確実に人生を奪われることになります。
これまで見捨てられてきたのは、現役世代では氷河期世代ぐらいだったわけです。
しかし、合計で1,700万人〜2,000万人もいる就職氷河期世代を丸ごと見捨てたような連中が、
AI革命で数千万人が大量解雇されて路頭に迷ったとしても、助けてくれると思うほうがどうかしています。
政府は言うまでもなく、会社も先輩も学校も、AIによる大量解雇の荒波から救ってくれることはありません。
誰も救ってくれないという前提で、自分で生き残る方法を考えていくしかないのです。
その方法は一人ひとり違います。
AIに代替されるリスクがあると感じる方は、今はまだ大丈夫だったとしても、
早め早めに前倒しで対策を真剣に考えておく必要がある時代に突入したと思います。


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