- 2023-2-25
- ChatGPT
こんにちは、中西です。
ChatGPTは論文でも台本でも小説でも記事でも宿題でもプログラムのコードでも、活字ベースのものなら恐ろしいほど何でも作り上げます。
歌の作詞もできますが、ふと思ったのは
「人はChatGPTが作った詞の曲を聴きたいと思うか?」
と言うことです。
現時点では作詞のクオリティーは、私が見た限りでは確かに「それなり」のものを仕上げてきて驚くのですが、詞の深さやロジック、微妙な言葉のニュアンスなどは、まだ人間には劣っている気がします。
とは言え、進化のスピードが著しいので、現時点でこのクオリティーなら、かなり近い将来に、もはや完全に人間と判別がつかない作詞ができるようになる可能性は高いと思います。(絵の分野に至ってはAIはものすごいことになってますし)
ただ、完全に人間と判別がつかなくなっても、その作詞をChatGPTが作ったものなら、人は感動しにくいのではないか?と思ったわけです。
つまり、人間が作詞するから、そこにその人の思いや魂がこもっているから意味があるわけで、AIでは意味がないのではないか?
…と思ったのですが、よく考えたら、2つの理由でそんなこともないことに気づきました。
1.作詞家がゴーストライターとしてChatGPTを使ったら分からなくなる(現在も作詞のゴーストライターと言う職業はあります)
2.そもそも歌と言うのは、必ずしも本人が思いを込めている必要はなく、小説の主人公を描く小説家のようにその詞の物語は別人格で書かれている曲も多い(例.秋元康さんの曲など)
…この2つの点を踏まえれば、ChatGPTの作詞が今後激増して、ファンは知らない間にChatGPTの作詞に感動したり涙したりする。
そんな日も「そう遠くない」と言うより、今日明日にでも現実化してもおかしくないですからね(人間は多少の修正を加えるだけ)。
しかしChatGPTが作った曲を聞きたいですかね?うーん。。(-。-;
でも、AKB48など秋元康さんの曲を聴く人は、その曲の物語を聴きながら秋元さんの存在は、頭ではほぼ消えているはず(影はチラつくでしょうけど笑)
これで良いのかよく分かりませんが、善悪は別にして、今後の世界の創作物は、そういうふうにChatGPTが入り混じっていくことになりそうです。
※ChatGPTの私の体験談などの話はプチメルマガでも配信してます。ChatGPTの他の話に興味がある方で、まだ未登録の方はよかったらどうぞ。(無料です)
▼プチメルマガ「中西の他愛もない話」(無料)登録フォーム(解除はいつでもOK)