- 2026-4-24
- 石油危機・イラン戦争
こんにちは、中西です。
今日、ある経営者さんと1時間ほど話す機会があり、その時にホルムズ海峡と石油危機についての話を振ってみました。
そうすると、思ったより詳しくて、おそらく世間一般の平均よりもはるかに調べておられました。
ただ、話の内容がことごとく、政府とテレビと高市総理の言うことを信じ切っていて、おまけに根拠のない楽観論だらけでした。
「なんとかなりますよ」と何度も言われたのですが、その根拠はありません。
私はこの「なんとかなるよ」ということを、この1ヵ月、周りの何人もの人から言われました。
メルマガの読者さんやコーチングのメンバーなどからは一切言われていないのですが、リアルの人たちで状況を何もわかっていない人が、物の見事に全員一致して、この「なんとかなる」を繰り返すわけです。
そして、その中の誰一人として、その「なんとかなる」の根拠はありません。
「特に理由はないけど、何とかなると思う。」
「今まで何とかなったし、今回も何とかなる気がする」
と言う感じ。
これは、完全に正常性バイアスです。
今日お会いした方も「正常性バイアス」と言う言葉を絶対に知らないと言い切れます。知っていたらあの発言はありえないからです。
この1ヵ月位で話した人の中で、「正常性バイアス」という言葉を知らない人も結構いたので驚きました。
私の中ではほぼ一般用語レベルだったのですが、世間的にはそんな用語ではなく、知らない人の方が圧倒的に多い感じです。
そして、今回正常性バイアスに陥っている人は、例外なく今回の危機が
「誰も体験したことがないレベルの未曾有の危機」
だと、まず認識できていないのです。
これまで事故に遭わず生きてきたから、今後も絶対に事故に遭わないと思い込んで、乱暴な運転をしているドライバーがいたら相当ヤバい奴ですが、そんな感じに近いです。
正常性バイアス、もしくは平和ボケ以外の何者でもないと思います。
また共通しているのは、これからどういう状況が起こり得るかと言う話をすると、
「そうなったらそうなったで仕方がない」
という、一見達観したように見える反応をすることです。
実際に複数の人からそういう趣旨のことを言われました。
「そうなったら個人のレベルではどうしようもないから、今から何かしても意味ないじゃないか」
というような考え方です。複数の人が驚くほど同じ言い方をするわけです。
しかしそれは達観ではなくて、思考停止です。
その時に、自分がどういう状況になるかを全くリアルに想像できていないということです。
「米と塩だけで何とかなる」
と私に言った人がいたのですが、そんなので何週間も何ヶ月も過ごせるわけがないだろ!と切れそうになりました。
1日とか2日ぐらいなら、それこそ何とかなるかもしれませんが、1週間とか長期になってきたら全く話が変わると言う事は普通にあるわけです。
実際、防災の専門家によると、備蓄していても、同じ食べ物ばかりしか備蓄していなくて、同じものばかり連日食べている人から、メンタルが崩壊してしまうような事例も多数あったようです。
だから、非常食だからと甘く見ないで、しっかりバリエーションも入れて、気分転換に食べるお菓子なども入れたほうが良いとの事でした。
当たり前です。連日毎食同じものばかり食べていたら、体も心も持たないに決まっています。
そういうことをリアルに想像できないとお米と塩さえあれば、まあ最低限何とかなるわ〜と思い込んでしまうわけです。そんな生活を1度もしたことがないのに。
そこの想像力の無さが、今回はガチで命を奪うことになりかねません。
本気でこの問題を調べていなかったり、本気で真剣にこの問題と向き合っていない人ほど、悪い意味での楽観論を唱え、正常性バイアスに陥ります。
そして思考停止した方が楽なので、「なんとかなる」と都合よく勝手に思い込み、
そういう事態がもし起こったとしたら、個人では何もすることがない、という考え方をしてしまうのです。
つまり、正常性バイアスに思考停止が加わっている状態です。
自分でものを調べない。数字を調べない。数字を計算しない。
政府や総理が嘘をついていないかと疑わない。
疑わない理由は政府や総理が、これまで凄まじい数の嘘をついて、国民を騙してきた事実を知らないと言うだけ。知っていたら発表を信じられるはずもない。
頭の中のすべての情報が、報道・政府の発表・総理大臣の発表をそのまま受け取り、ニュースのタイトルや中身をチラッと見たレベル。それで状況を把握したと思い込んでいる。
この辺が「何とかなる」と言う考えの人に見事に共通していました。なぜこれほど共通しているのかわかりません。
要するに、現実を受け入れたくない・現実を見たくない・今何も起こっていないから今後も大丈夫と思い込んでいること、
そもそも前提となる知識が不足していること(政府の無数の嘘や正常性バイアスなど)、今回の問題を数字で分析・把握していないこと、想像力の無さ。
これらが複合的に絡んでいるのが原因だと思います。
そこに誰もが陥る正常性バイアスが乗っかってくる。なのに、中途半端な知識や政府の嘘の情報が頭にいっぱい入っている。
そして政府や総理大臣やマスコミの発信する情報を「しっかりした情報」だと信じている。
こうなったらもう絶望的に終わっています。
辛口で申し訳ないのですが、そういう人たちは絶対に言い切れますが、
本当にどこからも、スーパーからも、コンビニからも、ドラッグストアなどからも、ネットからも、配給からも食べ物が手に入らなくなった時に、
「こうなったから仕方がない」と言って周囲と同じように餓死を選ぶのではなく、何とかして誰かに助けを乞うに決まっているわけです。
「そんなやばい事態にはならない」
と私に言った人もいましたし、ネット上にも散見されるのですが(さすがにネットではこの1週間ほどで一気に減ってきてますが)、
誰1人としてその根拠はありません。自分はそうならないと思う、と言うだけ。
そうなるのを想像する想像力がないのと、そんな事態は起こらないと正常性バイアスで勝手に思い込んでいるだけです。
しかも、全く知識がない人なら逆に話を聞いてくれたりします。
しかし、主にテレビやネットなどから中途半端な知識を仕入れて、中途半端に判断してしまっているので、もう自分の中の考えが出来上がってしまっています。
その考えが根底から間違っているということにも、気づけなくなってしまっているのです。
私から言わせれば、高市総理や政府が言っていることが正しくて、いざという時は政府がリードしてくれるなんていうのは、
あまりにも政府というものが国民を平気で見殺しにして、嘘をつきまくってきたという客観的事実を知らなすぎます。普通に国民の敵以外の何者でもないわけですが、
それを知らないで「政府や総理大臣が国民に嘘をつくわけがない」と本気で思い込んでいる人に、ふわっとした会話でそうではない事実を伝える事は、少なくとも私にはとてつもなく難しいです。
証拠なら無限に出せますし、解説なら何十時間でもできるのですが。
「高市さんも頑張ってはるわ」「そうなったら、政府が何とかしてくれる」
とか、もうマジでアホなのかなと、孤独と絶望感で泣きたくなったことが数回(つД`)
正直、結構な回数、誰かと話していて絶望感を感じております。
私と同レベルで現在の危機的状況を理解している人が、周囲に同じような話をした時に、大体同じようなリアクションをする人が多いようです。
つまり、高市総理を信じていたり、政府を信じていたり、テレビが言うことを信じていて、「まだそんなに大丈夫だろう」と勝手に思い込んでいるということです。
こういう人が、多分日本国民の95%以上だと思います。
どんなに少なく見積もっても、9割以上の国民がそんな状況認識だと思います。今の危機的状況の深刻さを認識できている国民は、どう考えても1割もいないでしょう。
私の全く感覚的な直感で言うと、最近はテレビでもようやく取り上げまくってきたので、それでも正確に危機を理解した人は3%位だろうと思ってます。ちなみに3月中旬の時点では0.01%以下でした。
ところが、XなどのSNSでこの問題を理解している人はそれなりの割合でいます。
そういう人たちの危機意識を見ていると、自分と全く同じ感覚を持っている人がたくさん目につくので、ほっとするわけです。
ところがリアルを見ると、本当に信じられないほど、この危機的状況を全く理解していない人だらけ。
どちらが正しいかは火を見るよりも明らかですが、認識できている人のあまりの少なさに、もはや絶望感しか感じません。
ここしばらく何度か、今回の危機は情報戦争の側面も持っているとお話ししてきました。
その情報戦争・認知戦に負けてしまった人が、政府や高市総理やマスコミの話を鵜呑みにしてしまっているということになります。
もちろん、政府やマスコミの全ての報道がおかしな報道とは限りません。
(高市総理の話はほとんど全ていい加減ですが。余談ですが、この状況で総理は会見も一切開かず、SNSの発信しかしていませんが、そのSNSの発信すら官僚が書いたサイトの文章からの完全コピペであることが判明しました。SNSすら自分で書かずコピペ。そこら辺の中学生でもできる仕事です
コピペの証拠。外務省が公表した文章の「高市総理大臣が」の部分を「私が」に変えただけ。https://x.com/amaochi/status/2046892166644158953?s=46&t=z45vh6cbRR1twrrsM0z7Cg
今時学生でも、こんなひどいコピペをしないでしょう。
この未曾有の危機的状況においてすら、自分では何もしていないわけです。
今ほど総理大臣が国民に向かって自分の言葉で話すのが重要なタイミングもないわけですが、
このタイミングでこんなコピペをする人間と言うのは、間違いなく国民の事など何も思っていません。またその証拠が1つ出てきたわけです。
政府も総理も嘘をついて、マスコミも昨日も印象操作をしておりました。
昨日の日経新聞で、メキシコ産の原油が100万バレル入ってくることを大々的に報道し、ヤフーのトップにもそのニュースが出ていました。
これほどまでにレベルが低く、国民を騙し切ったふざけた記事もないと思います。
戦後最大に国民の命と生活の危機がかかっているこのタイミングで、たった100万バレルの石油が入ってきたことを、まるで何か問題解決の糸口が見えたかのように扱って報道するというのは、偏向報道の極致であり、印象操作以外の何ものでもありません。
改めてお伝えしますが、100万バレルというのは、日本の1日の消費量300万バレルの3分の1しかありません。
時間にしたら、8時間程度しか持たない量。
その1日の半分以下しか持たない原油が、7月に到達するという報道なのです。
3か月後に8時間分の原油が入ってきて、それがどうしたという話です。
このレベルの報道が、あらゆるニュースでされているわけです。
ところが、数字を調べていない人は、まんまとこういう報道に騙されます。
高市総理が四六時中嘘をつきまくっていることにも気づいていません。
なんなら、それなりにちゃんとした総理大臣ぐらいに思っていたりします。
もうこの世の絶望かと思うほど、何も理解できていない国民が、この日本国民の大半だということです。
本当にこれを一体どうすればいいんだという絶望感がえぐすぎます。
単なる政治に対する見解の相違レベルの話なら、いちいちこんなところで取り上げません。
見解の相違や、思想の違いではなく、事実を知っているか知らないかの違いなのです。
しかも今回の問題は思いっきり命に関わっています。
それが何年も先の話ではなくて、3ヶ月後、2ヶ月後、下手したら来月という超近未来において、大勢の国民が命を失うリスクが、凄まじく高い確率で高まっているのです。
にもかかわらず、その危機自体を認識できていない国民が大半という状況。
今の時点で危機の深刻さのレベルを正確に認識できていない人は、間違いなく数ヶ月後に餓死、もしくはそれに近い状態まで追い込まれる可能性が非常に高いです。
それを本メルマガで、数字と論理的根拠をもとに徹底的に解説してきました。
しかし、未だに「そうはならない」ことをしっかりと論理的に数字で回答できた人は、専門家を含めて一人たりともいません。
一人たりともです。
だからこそ、それを認識できた人たちは、事の重大性を認識して備蓄をしっかりしたり、やるべきことを様々対応しているわけです。
一方で、理解していない人は、いつも通りの日常を過ごしています。
なんならゴールデンウィークに海外旅行やら楽しいイベントを組んでしまって、普通に休暇を過ごすわけです。今日話した人の奥さんもゴールデンウィークに海外に旅行するとのこと。(すべての準備を終えているなら良いでしょうけど)
ゴールデンウィーク明けには、もう自粛要請や節電要請、節約要請が行われる話まで出てきているのに、まだ事の重大性を理解できていません。
もちろん、すべての国民が自分で調べられないというのは、仕方ないのかもしれません。
しかし、マスコミがそもそもまともに報じないので、危機がここまで来てから、ようやく少しずつ報じているようなレベルです。
私は大変な事態になると確信しています。
昨日もお話ししたとおり、アメリカの国防総省が、ホルムズ海峡の機雷を取り除くまでに半年かかると、アメリカの議員に伝えていました。
▼米国防総省、ホルムズ海峡の閉鎖は「6カ月」に及ぶ可能性 議員らに説明 – CNN.co.jp
https://www.cnn.co.jp/usa/35246788.html#
▼日テレもアメリカの国防総省が機雷の除去に6ヶ月かかる旨を報じました
仮に戦争が停戦したり終わったりしたとしても、この機雷の問題が解決しない限り、ホルムズ海峡が解放されないわけです。
つまり、今から10月末ぐらいまで、ホルムズ海峡が封鎖され続ける可能性は、とてつもなく高い状況なのです。
それが何を意味するかというと、国民の大半が想像もできなかったような、地獄の状況が起こるということです。
大量の餓死は当然起こりますし(複数の分析では、最大数千万人の餓死者)、透析病患者34万人の方は命を落とすリスクが最も高いですし、
それ以外の病気の方も数十万人が亡くなりますし、ゴミの回収ができなくなります(ごみ焼却で使う重油が手に入らない、運搬する軽油も手に入らないため)
重油を使う下水道も止まる可能性が高いですし、最悪、断水になる可能性も出てきています。(水道水に使う消毒剤が運べなくなるから)
節電要請で電気もまともに使えなくなり、何より当然ですが、ナフサ不足で食品を包装できない&軽油・アドブルー不足で運搬できないため、スーパーやコンビニから食べ物が全部消えます。
同じくナフサ不足でシャンプーや洗剤などの日用品も容器がない、潤滑油・切削油もないので工場も動かない。
運が良ければ配給制になるでしょうが、配給制が機能する可能性も、私には全く見えません。
(災害時などの炊き出しとは全く違います。炊き出しは周囲の地域が生き残っているため成立するわけです。全国民が同じ惨事に見舞われたときに、全員に1日3食の配給ができるとはとても思えません。)
そもそも自民党がそれをやってくれるとは、夢にも思っていません。
子供食堂が10,000件を突破してるのに、大臣が毎晩数万円〜100万以上もの会食を平気でしながら、子どもの給食すらまともに食べさせようとしないような連中なわけですから、国民を見殺しにするなど平気でやるに決まっています。
実際コロナのmRNAワクチンの超過死亡は数十万人を超えましたが、「重大な懸念はない」の一言で、総理も厚労大臣も逃げ続け、超過死亡の原因を調べようとすらしない。
緊縮財政でも数十万人が殺されたことが京都大学の研究で判明しています。
それらを全部放置と言うより実行してきた主犯格なわけですから、国民の命など何とも思っていないことにいい加減に気づくべきです。
そういった、これまで自民党が何をやってきたかを全然知らない人たちが、ナイーブに、幼稚に、政府や総理大臣の発表を信じてしまっているということです。
先述したアメリカの国防総省の動きを見ても、ホルムズ海峡の封鎖は、6ヶ月続く可能性が一気に高まっています。
ご自身でできる限りの備蓄をしていってください。
この状況を考えれば、まず1ヶ月の備蓄なんていうのは少なすぎると思います。
自分のできる範囲で最大限の備蓄をするのが、生き延びる唯一の手段だと思います。
「そうなったら仕方がない」
と考えるのではなく、そうなったときに、少しでも生き残る確率を高めるようにするのが、リスク管理と言うものです。
というより、人間の当たり前の生存本能です。
火事になった時は、誰でも燃えている家から何とか出口を探して必死で逃げるわけです。
「そうなったら仕方ない」と、燃えている家から逃げない人は1人もいないのに、
今回の危機では、
「家が燃えたら、もう逃げても仕方がないよね」
と、なぜか多くの人が思っているのです。
本当に家が燃えたら、必死で逃げるに決まっているのに。


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