- 2023-6-26
- ChatGPT
こんにちは、中西です。
ChatGPTの利用調査の最新版が野村総研から発表されていました。
簡単に言うとChatGPTをどれぐらいの人が知っていて、どれくらいの人が利用しているかなどを調べた調査です。
(関東在住の15歳から69歳の男女3000人以上に調査を実施)
4月にも調査結果の発表があり、確かこのメルマガでも取り上げたと思いますが、4月時点のChatGPTの認知率は61.3% 、利用率は12.1%でした。
個人的にこの結果に驚いたのですが(両方数字が低すぎると思ったため)、冷静に考えたら、確かにこれぐらいの数字がリアルなのかもしれないと思い直しました。
2ヶ月前の時点でChatGPTの認知率は10人中6人、利用率は8〜9人に1人だったわけですが、あれから2ヶ月経ってどうなったか。
▼日本のChatGPT利用動向(2023年6月時点)| 生活者動向 | レポート | 野村総合研究所(NRI)
結論から言いますと、
認知率は61.3%→68.8%
利用率は12.1%→15.4%
へと上がりました。
2ヶ月かけてこれだけ増えたと考えるべきか、
現時点でまだ3割以上の人が認知もしておらず、利用経験者も約7人に1人しかいない、と考えるべきか。
私の感想としては、他の調査結果も含めて、当初は利用経験者が少なすぎる気がしたのですが、やっぱりまだこんなものなのかなと。
利用するにはアカウントを作成する必要があるので、無料で使えるとは言えハードルがあるため、利用率の数字はまだわからなくもないですが、ちょっと怖い気がするのは認知率の方ですね。
まだ68%で、3割以上もの人がChatGPTの「存在そのものを知らない」って本当なのかなと(・・;)
個人的にはちょっと考えられませんが、国民の平均で見るとこんなものなのかもしれません。
そして認知率・利用率ともに、多分この後は、さらに緩やかなペースで増えていくのだと思います。
私自身はChatGPTの情報収集を日々行っていますが、毎日新しい情報が次々と出てきて、ほぼ毎日何かしら衝撃を受けています。
本日もある物を簡単に制作できてしまうChatGPT系のアプリを、昔から知っているコンサルタントが紹介していて、その革命的に凄まじい便利さにひっくり返りそうになりました。
特にChatGPTやAIの新しいアプリがものすごい勢いで日々登場している印象で、日進月歩という言葉がありますが、もはや「スーパー日進月歩」という感じ。
「日々進化している」と言うより、「日々大激変が起こっている」という印象なのです。
AIのアプリにしろ、ChatGPTの使い方にしろ、毎日数えきれないほど新しいものが登場しており、爆発的なスピードで新しいアイディアが生み出されているのがはっきりわかります。
ほぼ全ての業界・業種・職業で革命が起こっているので、変化の全てをキャッチアップするのは不可能です。
まだChatGPTが騒がれ出してわずか4ヶ月でここまで来ているので、今年の終わり頃には、もう想像を超える事態になっていても全くおかしくありません。
アイディアとアイディアがかけ合わさって、次々と新しいアプリや新しい使い方などが生まれていて、
その新しいアプリや使い方をベースに、また新しいものがどんどん生み出されているので、
幾何級数的に新しいものが日々誕生しています。
そうすると、例えば半年先にどういうものが生まれてくるか、想像するのはほとんど不可能に近いのではないかと思うのです。
ここまで進化のスピードが早いと、新しい情報があっという間に古くなるので、逆に日々情報収集をするのにどれぐらいの意味があるのか謎になってくるのですが笑、
ここまで大きなパラダイムシフトは、人生でそう何度もないので、この変化を楽しんで、うまく利用できる側になりたいと思います。
今のところ進化のスピードが凄すぎて、うまく利用できる自信が全くありませんが(-。-;
この進化のスピードがいつまで続くのか、どこかで落ち着くのか、意外と今がピークなのか、これからが本番なのか、
正直私には全く分かりませんが、そもそも分かっている人はChatGPTの開発者も含め、地球上にいないでしょう。
いずれにしろ、AIやChatGPTを使いこなせるかどうかで、これから「新しい格差」が生まれ、
知らない間にその格差がどんどん拡大していくのは必至だと思います。
それではまた。