- 2012-12-13
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
赤ちゃんとか動物とか、
「かわいい」と感じるものを見ると癒されますが、
癒されるだけでなく、集中力までアップすることがわかりました。
広島大の入戸野(にっとの)宏准教授(認知心理生理学)らの研究によると、
約130人の大学生に、かわいらしい子犬や子猫の写真を1分半見せたあと、
おもちゃの小さな部品をピンセットでつまむ作業をさせたそうです。
すると、写真を見せる前にくらべて、
成功した個数が平均44%も増加。
これに対して、成長した犬猫(つまりそんなにかわいくない(^^;)の
写真を見せたグループは、
平均12%しか上昇しなかったということです。
ほかにも、10ケタの数列の中から
指定の数字を抽出するテストをしても
やはりかわいい子犬・子猫の写真を見たグループの方が
成績が良かったそうです。
以前、篠原菊紀教授の「エロ」と「集中力」の関係について
ブログのアメンバー記事でご紹介したことがありました。
「かわいい」と「集中力」の関係については
入戸野准教授によると、
「『かわいい』という感情は、
『対象に接近して詳しく知りたい』という機能を持つため、
その機能が、細部に注意を集中させやすくなるのでは」
ということでした。仮説ですが、うーん、わかる気がしますね。
その仮説が正しければ、
「対象に接近して詳しく知りたい」というのが
ポイントですから、篠原教授の実験と合わせて考えると
【 彼氏彼女(もしくは好きな人)の写真 】
を勉強前に見ると最強!ということになるかもしれませんね。
科学的に実証された話なので、
一度よかったら、何かお気に入りのかわいい写真を
携帯で1分ほど眺めてから勉強してみてください^^