こんにちは、中西です。
ChatGPTの動向を見ていて思うのですが、ChatGPTは「これまでの自分」「これまでの組織」の体質を浮き彫りにするのではないかと言う気がします。
あるいは「自分の本質」「組織の本質」を浮き彫りにする、と言えるかもしれません。
昨日のメインメルマガでご紹介した弁護士ドットコムさんのように、速攻で自分たちのビジネスに活用することを決定した組織もあるわけです。
こういう組織は、間違いなく以前からも「早く決めて、早く動く」という体質だったはずです。
あるいは、「ChatGPTをどう活かすか」を全く考えず、思考停止で「都合が悪そうだからとにかく禁止する」と言う決断を下してしまう…と言う組織も出てくるでしょう。
学校などはその典型で、最近世界中の学校で禁止令が出ているようですが、それは学校と言う組織が、いいか悪いかは別にして、
「既存のものを教える」「変化をしなくていい」
と言う性質があり、そこにどっぷり浸ってきたから、そういう対応しかできない…と言う側面があると思っています。
逆に、時代に対応して変化していく体質がある学校なら、安易に否定するのではなく、今頃「どうやって活かしていくか」「うまく教育に利用できないか」などを、必死で「頭を使って考える」と言うことをしているはずです。
で、何ヶ月かしたら、それが珍しい取り組みなのでニュースになる。
この「すごいものがあっても、自分のレベルでしか使いこなせない」というのが、何かに似てるなと思って考えてみたのですが、よく考えたらネットやYouTubeなどと同じですね。
YouTubeには無限に役に立つ動画がありますが、中学生は、中学生のレベルでしかYouTubeを見ることができません。
もし幼稚園児にYouTubeを見させたら、関連動画には、アンパンマンとかドラえもんの動画などがずらっと並ぶはずです笑
自分自身の中身のレベルでしか、YouTubeの動画を視聴することができないわけですね。YouTubeというか、ネットが全般的にそういうものだと思います。
ChatGPTも、結局のところ、それと同じ状態になるような気がします。
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