- 2011-11-20
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
この時期になると、受験生の中には
「日増しに不安が大きくなっていく
。゚(゚´Д`゚)゚。」
という人が、かー-なり多いです。
そんな不安を解消する方法というのはいくつかあるのですが、
今回はその1つをご紹介。
その話をする前に、大前提として知っておいてほしいのは、受験は人生を大きく左右するわけですし、
とくに現役生であればまったく未知なる領域への挑戦でもありますから、
そんな挑戦をしていく上で、不安にならないほうがどうかしています。
そもそも受験をする上で、不安を0にすることなどは不可能なのです。
となると考えるべきは、「どうすれば不安を無くすことができるか?」ではなく
「どうすれば不安を少しでも減らせるか?」
あるいは
「どうすれば不安とうまく付き合っていけるか?」
と言う質問であるべきです。0にならないものを0にしようとするから、ますます不安の泥沼にはまるわけです。
では、どうすれば不安を少しでも解消できるのでしょうか?
1つの方法としては、
【 結果ではなくプロセスにフォーカスする 】
という方法があります。
ようは意識をどこに向けるかなんですが、不安だ不安だという人は、
「結果の悪いイメージばかりに意識が向いてしまう(;´Д`)」
という傾向があります。
不合格になってしまった状況とか、本番でぜんぜん問題が解けない状況とか、
そんな「結果」の悪い部分ばかりに意識を向けてしまっている傾向が強いのです。
では、逆に「結果の良い部分」に意識を向ければいいのでしょうか?
「目標を実現するのには、バラ色の未来を強くイメージすることが重要ヽ(´▽`)/」
というのはあまりにも普通というか、あまりにもよく言われる話ですが、
だからといって合格した瞬間のイメージを何度も思い描いたり、
入学して楽しいキャンパスライフを送っているイメージを頭に思い描いて
バーチャルでワクワクして、バラ色の未来を「引き寄せよう!」とかしても、
まあモチベーションの1つにはなるでしょうが、不安をどうにかすることはできないでしょうね。
不安で仕方がない人は、そのような結果の部分ではなくて、
もっと「プロセス」の部分に自分の意識を向けるようにすると、うまくいくことが多いです。
プロセスというのは、端的に言えば、
【 受験本番までにやるべきこと 】
です。たとえば、本番までにやることとして
▼速読英単語を5周する
▼古文の単語帳を3周する
▼予備校の数学テキストを3周する
▼過去問5年分を2回ずつやる
・・・なんでもいいのですが、「自分が本番までにどれだけのことをやるのか」をしっかり書き出して(頭に思い浮かべるだけではダメです)
それを完璧にやり切ることに意識を向けるようにする。
その「本番までにやることリスト」は、
「これだけ全部やれば、きっと合格できる。」
あるいは
「これだけ全部やれば、最悪、結果がどうであれ自分としては納得できる」
そういうレベルの「本番までにやることリスト」を作成しておくのです。
そして、それをやり切ることだけに意識を集中させる。
理論的に考えても、いくら不安になってみたところで、
その不安な気持ちを味わうこと自体は、1%たりとも合格の可能性を上げてはくれません。
厳しく言ってしまうと、「不安がっている時間が無駄」なのです。
よってリアルに、現実的に合格可能性を1%でも上げていくとしたら、
【 「本番までにやることリスト」を確実に達成する 】
ことに意識を向け続けるべきであり、
もしイメージを持つのであれば、
【 「本番までにやることリスト」を完璧にやり終えて、入試本番に臨んでいる自分 】
をイメージすればいいのです。
そうすれば、必然的にやらなければいけないプロセスに意識が向いていきます。
結果、不安という感情を、心の中から自然な形で消していくことができるのです。
もちろん先にも書いたように、人生がかかった受験という一大イベントにいおいて、不安を0にすることはできないわけですが
「本番までにやることリスト」というプロセスに意識をフォーカスすることで
心理的にも現実的にも無駄でしかない不安という感情を抑制し、
合格可能性がもっとも高くなる理想の状態
に近づけることができます。
ここ最近不安感が増しているという人は、よかったら参考にしてみてください。