- 2014-3-17
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私は勉強や仕事の合間に、緑茶・紅茶・コーヒーなどの
「カフェイン系の飲み物」を飲むことがよくあります。
おそらく、読者さんの中にもそういう方は多いと思います。
このカフェインですが、飲むと眠気が抑えられたり、
就寝前に飲むと眠れなくなるのはほとんど常識ですが
実はその効果について“誤解”している人が多く、人によっては
その誤解で不眠症になることもあるので注意が必要です。
よくカフェインについての話をするときに
「就寝前にはカフェインは摂らないほうがいいよね~」
的な話になるわけですが、この話の前提として、
「カフェインは、飲んでから1~2時間くらい効いている」
というイメージを持っている人が少なくありません。
が、この理解だと間違っているのです。
実際のところ、カフェインの効果は、このような一般的な
イメージよりはるかに長時間持続します。
実はカフェインは、まず摂取して30分ほどで効果が出始めます。
その後少しずつ効果が高まって行き、
約3時間後に効果が最大になります。
さらにそのあとは、効果が完全に無くなるまでに
【 5~7時間かかる 】
と言われています(゚Д゚;)
一般的なイメージより、はるかに
長時間効果が続くということですね。
したがって、就寝直前にカフェインを摂ってなくても
寝る5~7時間以内にカフェインを摂ってると
もうそれだけで眠れなくなる可能性が出てきます。
深夜0時に就寝する人なら、17~19時以降に
カフェインを摂ると睡眠が危なくなるわけです。
なので、ルール化するなら、やや大ざっぱに
「夕方以降のカフェインは注意(禁止)!」
という形で覚えておくといいと思いますね。
ただし、カフェインの代謝には個人差がありますし、
毎日飲むと慣れてくる「耐性」も人間には備わっていますので
すでに毎日夕方以降に飲んでも平気な人は
そこまで気にする必要はないかと思います。
逆に、最近どうも寝つきが悪いとか、夜の睡眠が浅く感じる
というような人で、夕方以降にカフェインを飲んでいる人は
まずはその習慣を止めてみるのが重要です。
こういうちょっとした誤解が、少しずつ影響して行って
1日のやる気を落としていることも少なくありませんからね。
カフェインは意外と長時間効果があるのでご注意を。