- 2025-1-15
- ChatGPT
こんにちは、中西です。
最近、AIを使いながらAI革命について日々考えています。
その中でも特に注目しているのが、AI革命が私たちの仕事やプライベート、そして社会そのものにどのような変化をもたらすのかという点です。
ChatGPTが登場してからたった2年で驚異的な進化を遂げています。
AIの競争にも各社がしのぎを削っています。そのAIをベースとしたアプリも無限と言っていいほど爆発的に増えています。
その爆発的に増えたアプリのアップデートも毎日のように爆発的に行われています。
まるで、宇宙の始まりのビックバンのように、凄まじい勢いで、AIによる革命が進んでいます。
これから先、私たちはどのようにこの変化に対応すべきなのでしょうか。
いずれにしても、AI革命によって、常識が大きく変わる時代が到来し、それに適応できるかどうかが未来を左右する、ということが明らかです。
AI革命は、単なる技術革新にとどまらず、私たちの価値観や常識を大きく書き換えようとしています。
たとえば、これまで当たり前だった仕事の進め方や必要とされるスキルが、AIの進化により急速に変わりつつあります。
認識を変えられない人は、正常性バイアスという「これまで通りの状態が続く」という誤った思い込みに陥りがちです。
しかし、認識をアップデートできた人は、新しいチャンスをつかむことができます。
具体例として、孫正義さんが提唱する”知のゴールドラッシュ”という言葉が示すように、AIの知識やスキルを活用できる人は、この革命の勝者になる可能性が高いのです。
一方で、この変化に対応できない人は、AI時代に取り残されてしまうリスクがあります。
残念ながら、学校や親、マスコミといった教育やオールドメディアの情報発信の場では、この認識の書き換えについて十分に教えてくれない場合がほとんどです。
それは、教える側の多くがAI革命の本質を理解しきれていないためです。
結果として、受け身でいると、未来に向けた準備ができず、変化の波に飲み込まれてしまう人が多くなるはず。
このような背景があるからこそ、AI革命を正しく理解し、キャッチアップすることが重要になります。
例えば、ChatGPTが登場してから2年が経ちましたが、
この間にAI技術は急速に進化したとはいえ、社会そのものの変化はそこまで目に見えて大きなものではありませんでした。
しかし、これが5年、10年というスパンで見たとき、社会構造は大きく変わっているはずです。
インターネットが普及し始めた1990年代も同様で、1年や2年の数年程度のスパンでは目立った変化がなかったものの、5年10年のスパンでは超大きな変化を社会構造に起こしました。
AI革命もこれと同じように、見えづらいところで着実に進行していきます。
だからこそ、「目に見える大きな変化」が少ないからといって油断せず、常に新しい知識やスキルを取り入れる姿勢が必要です。
特に、AIを活用できる人材とそうでない人材の差は、これからますます広がるでしょう。
AIを使いこなせない人材は、資本主義市場から排除される可能性さえあります。
一方で、AIの進化が早すぎるため、途中からキャッチアップすることは決して不可能ではありません。
実際にAIを使って経験を積んでいけば、後から始めた人でもすぐに追いつける可能性があります。
それどころか、AI革命は誰にでも平等にチャンスを提供してくれる面もあります。
その気になれば誰もが恩恵を受けられる、この点が過去の革命と大きく異なる特徴と言えると思います。
最後に、AI革命は表向きには目立たない形で進んでいくことが多いです。
したがって、AI革命が起こっていること自体を認識していなかったり、認識していても変化が見えづらいので、ボーッとこれまで通り過ごしている人は、
気づいたときには既に手遅れレベルの遅れを取っている、ということにならないよう注意が必要ですね。
とにかく、あらゆる常識がひっくり返っていく可能性が高いので、すべての当たり前の常識について、
【 ゼロベースで改めて0から考える力 】
が重要になってくるような気がします。
それができる個人や組織は勝者になれるでしょうし、
それができない個人や組織は、今どれだけ順調でも、市場から消えていくことになるはずです。