- 2014-7-28
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
まもなく8月になりますが、
夏休みで自由に使える時間が増えたと同時に、
【 この膨大な自由時間を、いかに効率的に使い切るか 】
という課題について、日々いろいろと試行錯誤を
している人も多いと思います。
この「自分なりに試行錯誤をする」という考え方はとても重要で、
本メルマガも含めて、ネットや本から
いろいろと情報を仕入れても、結局最後は
「自分なりに試行錯誤をしながら、
自分に一番合う方法を見つける」
というプロセスが必要になるわけですね。
そこで今回は、この試行錯誤を行っていく上で
知っておくととても役に立つ法則をご紹介。
心理療法の1つに「ブリーフセラピー」というものがあります。
これはアメリカの精神科医ミルトン・エリクソンが行った
効率的に問題を解決するためのセラピーです。
ブリーフ=短い、ということで、
ようするに短期間で効率的に
治療を試みようという考え方なのですが、
このブリーフセラピーの1つに
【 解決志向ブリーフセラピー 】
というものがあります。
この解決志向ブリーフセラピーには
3つのポイントがあり、その3ポイントを抑えておくと
受験勉強をはじめ、あらゆる物事における
問題解決のスピードが、比較的短期間で行えるようになります。
その3つのポイントというのが、こちら。
1、うまくいっていることは、変えずにそのまま続けろ!
2、一回やってうまくいったのなら、再びそれをしろ!
3、うまくいっていないなら、違うことをしろ!
(うまくいかない方法を続けるな!)
かなりシンプルですが、強力な法則です。
このセラピーが面白いと思うのは、
心理療法といいながら、「原因の究明」をして
改善をしようとはしておらず、
自分の行動にフォーカスをあてて
【 具体的な行動を変える 】
ことによって、状況を改善していく点です。
たとえば夏休みに入ってから、最初のうちしばらくは
勉強する場所をいろいろ変えて試してみたと。
すると、ある場所の、ある机を使ったら
いつも以上になぜかずいぶんとはかどったヽ(´▽`)ノ
そうしたときに、なぜその場所、その机だと
勉強がはかどったのかという「原因究明」は一旦わきにおき、
うまく行ったのだから、再び次回もその場所で勉強してみる。
原因を追求しないので、結果がよければOK。
短期的に問題(この場合は集中できない)を
解決したいとき、かつ自分なりに試行錯誤が必要なときは、
この方法論が一番手っ取り早いです。
逆に、その場所で勉強したときに
ぜんぜんはかどらなかったのなら、
とにかく今度は違うことをする。
「なんでダメだったんだ?」とか原因をいちいち究明しない。
この解決志向ブリーフセラピーの3ポイントは
実にシンプルな法則ですが、
即効性が高く、この法則に従うだけで、
物事がうまく行くことも非常に多いです。
受験勉強においてはもちろん、
あらゆる取り組み・挑戦に使えますので
試行錯誤をするときには思い出してほしいと思います。
P.S
最近、4月にご紹介した音声教材
「大学生活パーフェクト攻略法」
の再販売のご要望が増えています。
友人知人にご紹介くださっている方も
多いようです(感謝!)
あの教材、ちょっとイレギュラーな教材でしたが、
以前ご感想も掲載させていただいたとおり
私の予想以上に購入者の方に好評でした。
「安すぎる」「2万でも買う」という声も複数あったほど。
最近登録された方も多いですし
私自身も好きな教材なので(実は他の教材よりも
作っていてかなり楽しかった)
近日中に(早ければ明日?)再販売しようかと思っています。