- 2013-5-6
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強をしていると、ときどきふと
「なんで勉強をしないといけないんだろう・・・」
「この勉強が将来何の役に立つのだろう・・・」
「微分積分とか漢文の句法とか、人生にどう活かされるんだろう・・」
などと、今自分がやっている勉強内容に疑問が生じることがあります。
このあたりの「勉強する意義」みたいな部分に、どの程度疑問を感じるかについては個人差があるところで、
人によっては泥沼にハマったように、今やっている勉強への疑問に悶々とすることもあるでしょうし(私はこちらでした)
ほとんどそんなことは頭をよぎることもなく、合格するために毎日ふつうに勉強できる人もたくさんいます。
どちらが良い悪いの話ではないのですが、今回は、前者のような「勉強への疑問」を抱いてしまってテンションが下がっているタイプの人へのアドバイス。
まず現実から言いますと、その状況を早く改善しないと、ハッキリ言って合格など到底おぼつかないです。
実のところ、そんな疑問を抱いているうちは、まだ時間的に「余裕」があるからであって、
受験までもう時間が無くなってくる夏とか秋以降に、そんな流ちょうなことを言っている受験生はまずいなくなります。
(私自身もそんなことを考えていたのは、まだ余裕のある高1~高2頃でした)
実際のところ、世の中の大半の高校や大学は、多くの矛盾や欠陥を抱えたまま運営されています(教育機関だけでなく企業もそうですが)。
私自身は早稲田大学の「教育学部・教育学科・教育学専修」などという、通称「三教」と言われていた学科で教育学を勉強していたので、
一時期はこの手の教育問題についてはかなり突っ込んで研究していたんですが、(というか個人的な興味も強かったので)
その研究成果として、日本の教育をあえて今風に言うとしたら、ようするに日本の教育とは「つっこみどころ満載」という一言に集約されます(*_*)
別にそれについての詳細・解説などを、このブログで書くつもりはないですが
上記のような「勉強への疑問」とか「勉強する意味がわからない」という思考から抜け出せない人のために言いますと、
日本の教育に限らず、古今東西において「みんなにとって完璧な教育」というものが存在したことは未だかつてありませんので
(というかそんなものは存在しえない。「ベターな教育」ならいくらでもありますが)
あまり難しく考えずに、あなたが行きたい大学に合格するためにそれが必要なのであれば、
一時的に「受験勉強マシン」にでもなってでも、今やらなければいけないことをやるべきです。
あなたがどんなに受験勉強そのものや、高校や大学の教育に疑問を持ったところで、
その間は、あなた自身の状況は何も進展しませんからね。勉強することによってのみ、合格に近づきます。当たり前ですが。
まだ5月初旬ですから、ちょっと五月病も入っちゃって、ああだこうだと余計なことを考えてしまうときもあるかもしれませんが、
はっきり言って、その時間はムダ。ごちゃごちゃ考えずに、マシンと化して、やるべきことをやってください。大学に合格したいなら。
合格したら、そんなことを考える時間的余裕なんて、膨大に与えられますから。
まあ合格したら、毎日楽しいからそんなこと考える気も消え失せて、青春をエンジョイしちゃうと思いますが。
ようは、今はやりたくない受験勉強からちょっと逃避しているわけですね。
さきほど本番まで少しまだ余裕があると書きましたが、実際のところ残された時間はそんなにありません。
余計なことをいちいち考えず、合格するために必要なことだけやりましょう。
実際に勉強した分だけ、合格に近づく。それだけが事実です。
あなたがどんなに悩んでも、疑問を持っても、不安になっても、
それによって合格に近づくことは一切ありませんから。
四の五の言わず、やるべきことを淡々と最後までやり抜く。
それが出来た人だけが、合格発表の日にガッツポーズできるのです。