- 2024-11-7
- ChatGPT
こんにちは、中西です。
最近、AIの進歩が私たちの想像を超えるスピードで進んでいます。
私自身はAIの著しい進化にほぼ毎日驚かされておりますが、
今回は、その中でも最近気づいたヤバい事実についてお話しします。
すでにご存知の方もいるかもしれませんが、AIによって生成される
「分身アバター」
が、信じられないほどリアルになっています。
動画映像で、自分自身と見分けがつかないアバターが、自分が話しているかのように自然に動き、喋る映像を生成できるようになっているのです。
以前のアバターは、アニメーション風でリアリティが欠けていましたが、今のAIで作られる分身アバターは、
本人が話している動画とほぼ区別がつかないレベル
に達しています。
「これはAIです」と事前に伝えなければ、多くの人が本人が喋っていると信じるでしょう。
それほど自然な分身アバターが生成できる技術が、既に存在しているのです。
つまり、今では自分の映像や声をAIに学習させておけば、本人が出演しなくても動画配信が可能です。
さらに、そのアバターは「時間の経過」による変化を受けません。
例えば、10年後、20年後、あるいは30年後になっても、現在の若い自分の姿や声で映像を配信し続けることも可能になるのです。
これは芸能人やアーティストにも応用できるでしょう。
具体例を挙げると、お笑い芸人のビートたけしさんは40代頃が絶頂期だったのではないかと感じますし、明石家さんまさんも30代から40代頃が人気のピークだったように思います。
ダウンタウンの二人も30代までのトークはキレキレでしたが、40代に入ると落ち着き、番組「ガキの使いやあらへんで!」のフリートークも40代半ば頃に終了してしまいました。
このように、芸能人には多くの場合、人気やパフォーマンスのピークとなる時期がありますが、
その時期の映像や声が残っていれば、AIを使ってピーク時の姿で永遠にトークを続けることができるのです。
しかも、その人らしいギャグや話し方を学習させて、AIが本人らしく振る舞うことも可能です。
また、ミュージシャンにも同様のことが言えます。
例えば、長渕剛さんはこの40年で見た目が何度も大きく変化したアーティストの一人です。
20代の頃はフォーク系を歌っていて長髪で高い声でしたが、
「とんぼ」というドラマを撮影して同名の曲がヒットした30代頃には、声も低く変わってきました。
さらにその後、40代後半からは筋トレで体を鍛え金髪になり、見た目も大きく変わりました。
ファンの中には、細身の長髪の頃が好きだった方や、「とんぼ」の時代がベストだと感じる方、40代頃が良かったという方もいますが、
今後はAIを使って、過去の姿の長渕剛さんが、そのままの声で新曲を歌うことも可能になります。
本人が新曲を書いて昔の自分に歌わせることもできますし、さらにはAIが過去の作風を学習して「長渕剛らしい」曲を自動的に作り出すことも可能なのです。
つまり、ミュージシャンは、実質的に永遠に生きられ、永遠に新曲を作成できる時代に突入したということです(゚o゚;;
さらに驚くべきは、既に亡くなった方であっても、生前の映像や音声データがあれば、
その方があたかも生き返ったかのように話したり、歌ったりする映像を生成できることです。
これにより、たとえば昔の名俳優の演技や、身内や友人知人の故人との会話が、まるで生前そのままの姿で可能になる時代が、すでに目の前に来ています。
生身の自分が死んでも、ネット空間上で永遠に生き続けられます。
それは過去の映像としてではなく、「現在の映像」として最新コンテンツを更新し続けながら永遠に生きられるということです。
ましてこのメルマガのような活字ベースならより簡単で、過去の全メルマガをAIに読み込ませれば、
その傾向とパターンを学習して、永遠に私はメルマガを配信し続けられることになります。
そういうドラえもんの道具が現実化したような時代がまもなく到来するのではなく、「もう到来している」のです。
このような時代において、AIの進化に遅れを取らず、キャッチアップしていくことは、今後の仕事や生活にも多大な影響を与える可能性が高いと感じています。
本当にとんでもない時代に入ってきましたが、ChatGPTが世界を震撼させて、まだ2年ほどでここまで進歩しているので、
AIは進歩のスピード自体も想像を絶しています。
AIはすべてのジャンルにまたがっているので、全部にキャッチアップする事は極めて難しいですが、
少しずつでも情報収集したり、自分で体験したりして、
この半世紀に1度あるかないかの大革命の時代を乗り越えないといけないと日々感じております。