- 2014-8-14
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
8月の初めごろより
「『起床報告』をコーチに毎朝メールで送る」
というシンプルなルールで早起きをサポートする
いっぷう変わった新企画を実施しています。
といっても、1日の中で
私がこの企画のために割いている時間は
ものすごく短いのですが、そのわずかな時間を割くことで
「睡眠」「時間管理」「マインドセット」
「目標達成」「コーチング」
といった複数のテーマに関する、
極めて実践的でどこの本にも書かれていない
事例・情報が日々山のように集まってきています(-_-)
この中で、最近あらためて気づいたのが、
【 一日の終了時刻を意識する 】
ことの重要性です。これは本当に大事です。
この起床報告のサポートというのは、
基本的に朝起きたときにコーチへ
「起きました!」とメールをするだけ。
ですが、それとは別にメンバーには
「寝る前に、メールで起きる時刻の『宣言』を
送ってきてもOKでっせ」という告知もしてあります。
あくまで任意(自由)ですが、前日の夜に
「明日は必ず○時に起きます!」という
「起床時刻の宣言」をしたい人は自由にしていいよ、と。
さらに、中には個別に私から許可を取ったうえで、
「前日の夜」ではなく「当日の朝」
にある宣言をしている人もいます。
「当日の朝」(朝起きたとき)に、
コーチの私に“ある宣言”をしているわけですが、
朝イチで一体どんな宣言をしているかというと、
「今起きました!今日は必ず○時までに
布団に入って就寝します!」
という、ようするに「就寝時刻」の宣言です。
これを朝の起床時にやっているメンバーがいます。
この「就寝時刻の宣言」をやり始めたメンバーたちは、
一日の中で時間を強烈に意識するようになり、
それ以前とくらべて非常に有意義に
一日をすごせるようになったとのことでした。
これまで何度かお話していますが、日中に
「一日の終わりの時刻を強く意識し続ける」
のは、やはりものすごーーーく重要です。
数日前にも、私が尊敬しているHさんという
コンサルタントの方(本を20冊くらい出している著名な方)が、
毎日ありえないほど膨大な仕事量をこなしていらっしゃるので
ずっと不思議だったのですが、その秘密が判明。
実は、この方も
「19時までに仕事を必ず切り上げる」
と決めて、その終了時刻を
「何があってもズラさない」
ようにされているとのことでした。
「19時まで」の間に可能な限り
仕事を詰め込む工夫&努力はするけど、
19時という終了時刻は絶対にズラさない。
この枠内ですべてやりとげると。
この時間の枠はもう絶対動かせない
「鉄の箱」のようなもので、その鉄の箱の中に
仕事をどんどん入れていくイメージ、とのことでした。
Hさんが他の人よりも大量の仕事をこなせる
細かい工夫はほかにもあるでしょうが、この
【 終了時刻を強く意識して、絶対にズラさないようにする 】
というルールは、中でも最大のポイントとのこと。
まさに我が意をえたりですヾ(´▽`)ノ
余談ですが、何年か前にHさんの事務所にお邪魔して
2時間ほど個人的にいろいろ取材させてもらったのですが、
そのときには上の話は一切出ませんでした。
で、今回の話を聞いて背筋に冷たいものが。。
そのとき平日の日中にうかがったのですが、
その場の雰囲気で1時間半も話が延長したのです。
もし当時からこの「19時に絶対仕事を終了する」ルールで
仕事をされていたとしたら、私はとんでもない
時間泥棒だった可能性が高いです。。
改めて大延長、すいませんでしたm(_ _)m
何やら勝手に謝罪して勝手に胸のツカエが取れたので
最後にまとめますと、これ、勉強もまったく同じなのです。
やはりデッドエンド(終了の時間)をキッチリ決めておかないと、
どんどん延長してしまうのが人間の悲しいサガ。
これは個人差、例外はほぼなく、誰もがそうなのです。
「一日の終了時刻を強く意識し続ける」ことは、
時間を最大限に有効に使うための、もっともシンプルで、
かつ、もっとも効果の高いコツです。
あなたもつまらない授業や嫌いなバイトをしているときは、
「終了時刻」を強烈に意識していると思いますが(笑)、
まさにあの感覚で強烈に「終了時刻」を意識して、
緊張感をもって日中をすごすのです。
これが時間管理における最重要ポイントになりますので、
ぜひこの点は覚えておいてください。