- 2012-7-9
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
夏になると家庭で使用する電気量が増えてしまうということで
震災以後、「節電」ということが一つのスローガンになっています。
テレビなどのマスコミは夏の節電にもっとも有効な方法として、
「エアコンの温度を下げる、消す」
といったことが挙げられ、
「エアコンこそが電気を大幅に消費する最大の犯人ヽ(`Д´)ノ」
みたいな話になってますが、
実は、電気を大幅に食ってしまう【真犯人】が存在します。
その真犯人とは誰だと思いますか?
ちょっと凝った面白い推理小説ですと、
「犯人はお前だー!!」などとかっこよく言っている
その人物自体が【真犯人】だったりするわけですが
実は電気をもっとも消費する真犯人は、まさにそれと同じでありまして、
その真犯人の正体は、
【 テレビ 】
です。
野村総合研究所が震災直後の4月に発表した
「家庭における節電対策の推進」というレポートがあるのですが、
このレポートの試算によると、
エアコン1台を止めることで期待できる
節電効果(1時間あたりの消費電力)は130Wであるのに対し、
液晶テレビを1台消すと220Wが節電できるとのこと。
つまり、テレビを消した方が、エアコンを消すよりも
なんと1.7倍もの節電が可能なのです。
この事実を報道したのは一部のネットメディアだけで、
テレビは完全に黙殺したようです。
「エアコンが電力をもっとも消費する犯人だ!」
などと言ってるそのテレビ自体が、
実は一番電力を消費している真犯人だったわけです。
もちろん、真犯人は、自分が真犯人だとは言いません。
自分が真犯人だという事実を伝えてしまったら、
スポンサーからお金が入りませんからね。
自分たちの高給を維持するために、
国民に真実を報道せずにミスリードする。
今に始まったことではありませんが、
つくづくなんて素敵な意義のあるお仕事かと思いますね。
これでもしテレビで「節電特集」なんてやってたとしたら、
もう茶番もいいところかと。
というわけで、本当に消費電気量の順に節電をしたいという方は、
真夏の暑い時期にエアコンを消すくらいなら、
まずはテレビを消してからにするのが、正しい手順ではないかと思います。
汗だくになってテレビを見てる人よりも
涼しい部屋で漫画を読んでいる人のほうが、
節電していることになるのです。