- 2014-1-16
- センター試験関連(旧アメブロ、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
超当たり前の話ですが、センター試験はマークシート上の解答に該当する数字を黒く塗りつぶす試験です。
この「マークシートを塗りつぶす」という作業は、いっけん誰でもできる簡単な作業なので軽視されがちなのですが、
ある程度以上しっかり慣れておかないと、本番で足元をすくわれかねない要素になるので注意が必要です。
とくに多くの受験生が意外と想定できていないのが、
【 本番ではつい丁寧にマークを塗るので、普段以上に時間がかかってしまいやすい 】
という点です。
つまり、マークシートに記入する練習を全くしていないのは論外としても、ある程度その練習をして自分では慣れているつもりの人でも、
実際の試験においては慎重になるため、1つ1つのマークをいつもより丁寧に(人によってはかなり念入りに)塗りつぶして行くことになり、
1つ1つの塗りつぶし時間は微増でも、それをトータルすると事前に予想していた以上の時間となり、問題を終わらせるのに大幅に時間がかかってしまうことが少なからずあるということです。
事前にそこまで想像できればいいのですが、多くの受験生は本番で突然いつも以上に丁寧にマークを塗り出します。
気持ちは痛いほど分かりますが、その突然の丁寧さが積もり積もってトータルの残り時間をどんどん侵食していき、肝心の問題を解く時間を奪っていきます。
このため、過去問などで事前に試験のシミュレーションをするのであれば、本番においてはマークを塗るのに、予想より少し時間がかかってしまう可能性もある点も考慮して対策しておくことをおススメします。
と同時に、本番でいきなり丁寧になりすぎないように、当日もいつも通りスピーディにマークを塗ることを忘れないようにしてください。
本番では一つ一つのマークを丁寧に塗るのは当然なのですが、それをあまり念入りにやりすぎると、試験トータルで見たときに、そのマークの塗りつぶし時間の増加のせいでかなりの時間を失い、
ヘタをしたら問題を解く時間が足りなくなる場合もあるので、ぜひこの点には注意しておいてください。
見落としがちな点なのですが、センター試験ではマークの塗りつぶしの作業も、問題を解くのと同様、「早く」「正確に」がポイントです。