- 2012-10-27
- 受験を突破する食事法
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今週の火曜日は、株式会社P&H代表の高岸実さんとランチをご一緒させていただきました。
高岸さんは昨年フジテレビ系列の扶桑社さんから「夢マップを使えば子どもは必ずやる気になる」を出版され、
その取り組みが各種メディアから大きな注目を集めている教育業界の風雲児的存在の方。私も最初は某インタビュー記事で高岸さんの存在を知りました。
こちらの本の内容をアマゾンより抜粋しますと
「中間・期末試験の点数が倍々で上がる子が続出。入塾希望殺到の人気塾が行う、モチベーションアップ術。」
というのが概略。ここだけ聞くと、よくあるモチベーション術のようにみえますが、内容が普通じゃないのです。
驚くべきは、学校の勉強を一切教えない「夢合宿」「夢発表会」という企画によって、超短期間(ほんの数日)で子供を劇的に変化させる仕組みを構築されている点。
このブログやメルマガの読者さんはなんとなくお察知かと思いますが、私はかなりの皮肉屋なので、「夢を持って明るく生きよう!」的なメッセージにはどうしても斜めから見てしまう悪い癖があります。
ランチとはいえ、このテーマのお話を直接聞くのであれば、表面的な話は聞きたくなかったので田原総一朗さんばりに本音全開で聞きまくりました(笑)
「子どもに夢を持たせるといっても、子どもの夢なんて途中で変わることもありますよね?その場合どうするのですか?」
「子どもに夢を持たせても、それを否定する人が周りに現れることが多いですよね?友達はもちろん、ヘタをしたら親が子供の夢を否定する場合もあると思いますが・・・」
「親御さんは成績を上げたくて塾に行かせるわけですよね?その取り組み自体を否定する親御さんなどはいないのですか?」
「実は大人が無理に『夢を作れ』なんて押し付けてきたから、みんなイヤイヤ夢を作ったり、イヤイヤ夢の発表をさせられているということはないのですか?」
などなど、今思えばまあなんとも突っ込んだ私の質問に、見事に腑に落ちるご回答をいただきました。すごすぎます。
「まさかそこまで具体的な仕組みを構築されてるとは。。そこまでやっていらっしゃるなら、間違いなく子どもは変貌するな。。。」というほど、すごい内容でした。
そして、その変貌が、子供たちの勉強へ向かうやる気を劇的にアップさせるという構造なのです。
テーブルにパソコンを置いて、高岸さんの企画に参加した子どもの変貌ぶりを、ビフォァーアフターの形で動画で見せていただいたのですが、2~3日で人間はここまで変貌するのかというほどの変貌ぶり(゚o゚;
途中、感動で2~3回泣きそうになるのをこらえるのに必死でした。さすがにランチどきに男が男の前でワンワン泣いている絵はあやしすぎるので我慢しましたが。。
2012年12月には世界の子どもたちを集めた「こどもサミット2012inハワイ」をハワイのアウラニ・ディズニー・リゾートで行うそうです。
その高岸さんご自身は、十代は完全に落ちこぼれコースを歩んで非常に苦労されています。個人的には、だからこそ、こういう異端なことができるのではないかと思います。
進路やキャリアで苦労したことがない人は、こんなことできません。その部分で苦労していない人は、同じ部分で悩む子どもの痛みが真にわかる人にはなれないからです。
お人柄は、体育会系の熱い情熱を持った、優しいアニキ分的な存在の方でした。世の中にはスーツにかっこいいバッジをつけてる人は多数いますが、バッジが「夢」という字になってる人なんて見たことないです。ホント個人的に大好きなタイプ。
ちなみに高岸さんのこの取り組みは、その内容の素晴らしさから、なんと今年映画化までされています(映画「アンライバルド」公式サイト )今後、教育業界のキーパーソンになられるのは間違いないと思います。
高岸さん、素晴らしいお話を本当にありがとうございました!