- 2023-2-9
- プチメルマガ
こんにちは、中西です。
昨日、メインメルマガで三浦瑠麗氏と電気代高騰(再エネ賦課金)のつながりの話をしました。
彼女に関する情報を確認していた時に、個人的に興味深かったエピソードは、漫画家の小林よしのりさんの話です。
イベントの後、ゲストに呼んだ三浦瑠麗氏と食事をした際に、小林さんが彼女に「何を目指して仕事をしているのか」という質問をしたそうです。
小林さんとしては、国際政治学者だから「学者として国をこういう方向に導いていきたい」などの目標があるのかと思って聞いたようです。
すると彼女は「テレビのMCをしたい」と言ったそうです。それを聞いた小林さんは「この程度の奴だったのか」と思ったとのこと。
小林さんが嘘をつく意味はないので、この話は事実でしょうが、だとするとやはり国際政治学者としては根本的におかしいと思います。
別にそういう目標を持つ人を全く否定しませんが、だったら「タレント」とでも名乗るべきで、国際政治学者の最終的な目標として(というか学者の目指す目標として)テレビのMCが適切とはとても思えません。
彼女は太陽光発電への明らかな利益誘導も含め、何もかもが「私利私欲」をベースに動いていたのが、ここにきてどんどん明るみになってきました。
別に私利私欲のみで仕事をする人は全然否定しませんが、だったら「学者」として公共の電波を使うテレビに出てコメントをしたり、成長戦略会議など政府の要職に就くべきではありません。いずれも極めて高い公共性・公益性のある発言が求められるからです(特に後者)。
結局、東大ブランドとビジュアルの良い弁の立つ女性を使って視聴率を稼ぎたいだけで、問題の本質や真実を追求すること、国民を救うことにはまるで関心の無い、あまりにも志の無いテレビ局と、
私利私欲と承認欲求を満たしたいだけの自称学者(昨日も書きましたが「学者」は自称で誰でも勝手に名乗れます)のニーズが見事にマッチして、こういう売国的なモンスターがテレビから生まれてしまった…と言うことだと思います。
テレビ局は一般企業の不祥事は凄まじく叩きますが、今回の件で三浦瑠璃氏を使ってきた反省や自らの過ちの検証をしません。
彼らの根本的な構造は変わらないので、いずれまた第2第3の三浦瑠麗が出てくるのは確実だと思われます。