こんにちは、中西です。
人生で人間関係に悩んだことがない人はいないと思います。
人間関係の悩みが厄介なのは、他の悩みに比べてもストレスが大きいことですね。
特に、一時的な人間関係のこじれといったレベルではなく、自分の身近な人が何らかの厄介な部分を持っていて、
その厄介な部分を持つ人によって、仕事や学業や日常生活のQOLがだだ下がりになるわけです。
この人間関係における厄介な人から受けるストレスは、感覚的にも大きいのが主観でも分かると思いますが、
今月発表された最新の研究ですごいことが判明しておりました。
結論から言いますと、
【 「有害な人間関係」は生物学的な老化を加速させる 】
ということが判明しました。※参考:本メール下部に記載
これはニューヨーク大学やユタ州立大学などの研究者による研究ですが、どのような研究だったかというと、
被験者の唾液からDNAメチル化というものを測定することで、生物学的な年齢や老化の進行度を評価するというものです。
これまでの研究では、「良い人間関係は心身の健康に良い」という側面に注目されていたのですが、
人間関係における面倒を起こす有害な人(=Hassler:ハスラー)がどのように影響を与えるかに焦点を当てています。
ハスラーというのは、身近な人間関係の中で問題を起こしたりストレスを与えてきて、周囲を面倒にしてしまう存在ということです。
ざっくり言うと、慢性的なストレス源となる有害な人のことですね。
この研究でまず、人間関係においてハスラーと言える有害な人が身近にいる人は約30%となっていました。
つまり、3人に1人が人間関係で自分にとって有害な人を持っているということです。
有害な人が多い人の特徴としては、女性、毎日喫煙している人、健康状態が悪い人、幼少期に逆境体験がある人といったもので、
要するに元々社会的・健康的に弱い立場の人ほどネガティブな関係にさらされやすいということでした。
そして、この有害な人が身近に1人増えるごとに、老化スピードが約1.5%早くなることが分かりました。
さらに、有害な人が身近にいない人と比べて、生物学的年齢が平均で約9ヶ月老けるということも判明。
つまり、老化のスピードも老化の累積の負担も、両方が悪化するということでした。
また、老化だけでなく、体内の慢性炎症レベルの上昇や将来的な複数の疾患リスクとも強い相関があったようです。
まあ、これもストレスがあるのですから当たり前ですね。
ということで、身近に有害な人がいてネガティブな人間関係にある人は、
慢性的なストレスが生じて生物学的に老化を進める要因になります。
研究者はこの研究を踏まえて、以下のようにまとめています。
「誰と一緒にいるかは、食事や運動と同じぐらい老化と健康を左右する。」
身近にいる有害な人というのは、ただでさえストレスなのに、肉体的な健康を害した上に老化までさせられて、たまったものじゃないですね(゚ロ゚;)
私自身はもう15年以上組織に所属していないので、人間関係のストレスが今は全くありません。
ただ、体質が極度のHSP(ハイリーセンシティブパーソン。繊細人間)なので、周囲の人に対してものすごく色々感じてしまい、勤め人の時は有害な人がいなくてもかなりのストレスでした。
ただでさえそうなので、多分あのままどこかの組織で働いて、もし有害な人間関係にさらされていたら、今頃老けまくっていたと思います(-_-;)
私が運営するコーチングプログラムでも、人間関係の問題を抱えている人は複数名おられますが、皆さん大変そうです。
上記の通り30%の人が身近に有害な人がいるわけですから、別にうちのメンバーさんに限らず、非常に多くの人が身近にいる有害な人に悩まされています。
解決策は環境や状況によると思いますが、ベストはとにかく可能な限り距離を置くことだろうと思います。
それが難しい場合は、心理的なスルースキルを身につけたり、愚痴やストレスを吐き出す仕組みを用意しておくなどして、
積極的に自己防衛しておかないと、いずれ心身がやられて老化も進みますのでご注意下さい。
※参考:Negative social ties as emerging risk factors for accelerated aging, inflammation, and multimorbidity
https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2515331123


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