- 2013-11-26
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私は以前から「どうしてもこれを習慣にしてしまいたい」と思っていたものがありまして、何かと言いますと、実にありふれた話で恐縮ですが「毎日の運動」です。
毎日一定以上の運動(=ジムでの有酸素運動・筋トレ)をすること。これを自分の中で「完全に」習慣化することが長年の目標でした。
その目標を達成したときのゴールとして、私の中で「完全に習慣化できた!ヾ(´▽`)ノ」ということを判断するための、ある1つの基準がありました。
この基準を満たすことができれば、それは私の中で「完全に習慣化できたぜい!イエィ、イエイ、イエーイ俺!!」となるのです。その基準というのが、
【 それをやらないと気持ち悪くて眠れない 】
という体質になること。まさに「歯磨き」と同じ理論です。
夜の歯磨きが習慣になっている人は(大半の人がそうでしょうが)、夜に歯磨きをしないで布団に入ってしまったときの気持ちを想像してみてください。そのまま寝るのが気持ち悪くてしかたないと思います。その感覚です。
私の中で毎日の運動(ジム通い)をこのレベルにまで持って行きたかったんですね。
このレベル、つまり「1日でも欠かしたら、もう気持ち悪くて寝ることができないよ~(ノд-。)」というレベルまで行けば、それはもう自分の中で「完全に」習慣化できたと判断していいと私は思っています。
逆に言うと、そのレベルまで到達していない場合は、まだちょっとしたことでその習慣がとぎれてしまい、元の自分に戻ってしまう危険性があるということ。少なくとも私はそういう基準を設定しています。
もう過去何年も私の中で毎日の運動を、この「やらないと気持ち悪くて寝ることができない」という状況に持って行きたかったのですが、
ある程度生活の中に取り入れて習慣化させるまでは出来ても、その習慣を上記のような「完全に習慣化できた」と判断できる最終到達点にまで持って行くことがなかなかできなかったのです。
が、少し前にようやくその悟りの境地に行き着きました。ついにチャクラが開きました。
私の場合、「ジム→風呂→寝る」という流れがあるのですが、今ではジムに行かないで風呂に入って布団に入ろうものなら、気持ち悪くて全く落ち着かないのです。
こういう場合どうなるかと言いますと、布団の中で「やっぱりこのまま寝るのは無理だ!!」と夜中にすごい形相で絶叫し、ベッドから跳び起き(!)、そのままジムに行くなんていう荒業をすることになります。
ある意味もう病気ですが、私の中ではこれは切に望んでいた体質なので、この体質を手に入れたことはとてもありがたいのです。結果、自分でも驚くのですが今では週7でジムに通っています。
(ちなみに「筋トレは1日おきにやったほうがいいんじゃ?」とかいう突っ込みはここでは無しでお願いします。話が複雑になるのでここではそれは端折っておりますので)
このような「それをやらないと気持ち悪くて眠れない」というレベルまで完全に習慣化するという考え方は、どういう場合に有効かといいますと、
1、「一生モノ」の大事な習慣を身につけたいとき
2、「面倒くさい」と感じる作業を習慣化したいとき
ですね。この2つの条件に当てはまる習慣を身につけたいときには、今回お話した「やらないと気持ち悪くて眠れない」という境地を目指すのが、もっとも確実だと私は思います。
私の中では「歯磨き」も「運動」も毎日必ずやるべき大事な習慣なのですが、本音を言えば両方やりたくはない作業です。
「歯磨きなんかやらないで、掃除機のルンバみたいに全自動歯磨き機で歯が磨けたらいいのに」と何度妄想したかわかりません。「仙豆みたいに何かパクッと食べるだけで勝手に体力が付いて行ったらどんなに楽だろう」とアホな妄想を何度したことか。
とにかく私にとって「歯磨き」も「運動」も本当はやりたくない作業なのです。これほど「やりたくない」という心理的ブレーキが大きくかかっている作業なのに、それを「完全に」毎日の習慣にする必要がある。
私はこのような場合は、「やらないと気持ち悪くて眠れない」という境地を目指すのが、長期的に考えればもっとも確実で効率的だと考えています。
あなたも、もし何か「一生モノ」で「面倒くさい」作業を完全に習慣化したいときには、ぜひこの基準を目指してみることを考えてみてください。