「松居一代サスペンス劇場」を最終レビューしてみた(雑談)

 

こんにちは、中西です。

 

本日は連休最終日ですので、恒例の雑談系ネタで。

(このブログ・メルマガは日曜・休日は雑談になることが多いです)

 

海の日なので、何か海か水関連のネタはないかなと思ったのですが、とくに面白いネタが無いので(笑)、今話題の松居一代さんの騒動で思うところを。

(松居一代さんの話が嫌いな方はスルーでお願いします)

 

数少ない滋賀県出身の芸能人の1人

前に1回このネタを扱ったときにも書いたのですが、私は松居さんと同郷です。

そもそも滋賀県出身の有名人自体がとても少なくて、あとはパッと思いつくのはTMレボリューションの西川貴教さんくらいでしょうか。

「滋賀出身」ってだけでも珍しいわけですが、彼女と私は市まで同じで、おそらく我が市の出身者で、現在一番の有名人ではないかと思います(つД<)・゚。

それもあって、つい松居さんの騒動をウォッチしてしまうのですが、まあ同郷でなかったとしても、彼女の“配信コンテンツ”は面白すぎるので見ていたと思います。

 

錯乱?病気?「演技性パーソナリティ障害」か

今回の騒動後、「彼女は病気ではないか」「錯乱しているのではないか」という説を展開する人や医師が少なからずいたのですが、私は彼女の今の状態は錯乱状態ではなく“平常運転”だろうと思っています。

つまり、もともとこういう部分を持っている人だったのだろうということ。これまで表に出していた顔とは違いますが、“もともとこういう性格”の人だと思われるエピソードは多数あります。

ただ、「演技性パーソナリティ障害」という病気があり、彼女の過去の言動や一連の騒動のようすを見る限り、その症状のいくつかに非常に合致しているように感じるので、「もともと演技性パーソナリティ障害の人だった」という可能性があるように思います。

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特 徴
演技性パーソナリティ障害の基本的特徴は、広い範囲の対人関係において、過度に注意を引こうとする行動です。

無意識のうちに、他人との関係で役柄(例:犠牲者やお姫様)を決め、それを演じてしまうことがあります。話題の中心になっていなければ気が済まず、泣いたり、周囲を非難したりすることがあります。

何か作り話をしたり、騒動を起こしたりして注目を浴びようとするかもしれません。自殺のそぶりや脅しを行う危険性が高いとも言われています。
すべてのものを実際以上に重要に感じ、考え方や感情を誇張する傾向があります。些細な出来事をとめどなく悲しんだり、かんしゃくを起こしたりしますが、そうした表出は非常に速く出たり消えたりするため、真実味に欠けます。

医療法人社団ハートクリニック http://www.e-heartclinic.com/kokoro/senmon/f60/hpd01.html

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・・・むむむ、これは(;゚ロ゚)

 

スッピンになった理由

「いい年齢の女優がスッピンをさらしている」のも、そういう錯乱説が生まれた原因の1つだと思いますが、一般的に考えたらあのスッピンは異様なのでそう思われてもムリはありません。

ただ私は違う考え方を持っていて、あのスッピンは、明らかに彼女が意図的にやっている行いだと思っています。

あの動画は、彼女にとっても“非日常”なわけです。また、明らかにこれまで世間に見せていた自分とも“全く違う顔の自分”を見せることになります。

彼女は完全にそのことを理解していて、理解しているがゆえに、今回の「非日常の自分」と「これまでの自分」を分けて見せる必要があると考え、“スッピン”にしていると私は考えています。つまり激情して錯乱している状態ではなく、完全に意図した演出。だから怖い凄いのですが。

 

たとえば彼女も、今後知り合いや友達と会うときには化粧は当然するでしょうから、そのときに「あの騒動時の非日常の自分」と「元に戻った自分」を後日周りに区別してもらうために、もっともわかりやすい“記号”としてのスッピンという演出をして、顔を分けている可能性が高いと思われます。

そもそも本当にスッピンをさらしたくないなら、意地でも化粧するでしょう。いくら逃避行でも、カメラを用意できて紙袋も持てるのに、化粧道具だけ持てないなんてありえないかと。

 

うまく使うと複数の自分を演じられる&集中力アップも

ちなみに、この効果は脳科学的にも判明していて、脳科学者の中野信子さんも、「テレビに出るときだけ金髪のウィッグ(かつら)をつける」と言っていました。

それは「研究者」としての自分と、「テレビに出るタレント的な自分」をしっかり区別して切り替えを行うためだそうです。(最近は金髪ではなく黒髪のかつらのようですが。いずれにしろかつらで“切り替え”をされています)

余談ですが、この“切り替えパワー”を利用した、私が考案した「簡単にできる特殊な集中力アップ法」もありまして、後日リリースする教材でご紹介予定。お楽しみにヽ(´▽`)/CMカイ

 

自責思考と他責思考

もう1つ、松居さんに感じるのは、もしかすると極端に「自責思考」が無い方なのでは?と思えるフシがある点です。

 

何か自分に事が起こったときに、その責任の所在がどこにあるかを考える際、自分に責任があると考える「自責思考」と、他人に責任があると考える「他責思考」があります。

一般的には、自責思考の人ほど長期的には運が良くなりやすいです。

自分に責任があると考えて改善をするわけですから、論理的に当然だと思います。私が以前師事した一番尊敬する経営者の方も、「それはあなたのせいではないだろう」と思えるようなことすら、自分の責任だと考えておられて驚いたことが何度もありました。

 

ところが、ある種の心の弱さのせいでその思考が全くできず、とくに悪いことが起こると「あいつのせいだ!」などと全部他人に責任があると思ってしまうタイプの人がいます。「自分にも悪いところがあったかも」とは一切考えないのです。(上記の「演技性パーソナリティ障害」の症状においても、その病気の人は全体的にそういう傾向がみられます)

これが他責思考ですが、この考え方が身にしみついている人は、周りから人が離れていったり、運が悪くなりやすいです。

松居さんの言動を見ていると、「正義が勝つ」「悪は滅びる」「私は嘘をついていない」「嘘つきは滅ぶ」といった発言が目立ち、白か黒しか答えが存在しないという発想をする方のようで、「自分には一切非が無い」という考えのもと、一連の情報を発信されているのがわかります。

 

「エネルギーが高い人間」に人は注目する説

上記の通り、こういう人からは人が離れていきやすいものです。が、今回多くの人が彼女の動向から目が離せないのも事実です。

その理由は、実はもう1つの側面、「エネルギーの高いところに人は集まる」という法則が働いていて、そちらが勝っているからだと私は考えています。

リアルの人でも、コンテンツでも、「エネルギーの高いところに人が集まる(注目が集まる)」という傾向があるのです。「灯りに虫が集まってくる」のに近いイメージです。

 

なぜドラゴンボールが世界的に大ヒットしたかというと、物語の面白さは当然として、主人公孫悟空の「エネルギーが高い」からです。

常に強くなりたいと願い続ける悟空の異常な向上心は、エネルギーそのものといえます。悟空なみに人気のあるベジータも、異常な向上心を持ち、キャラとしての「エネルギーが異様に高い」わけです。

 

スラムダンクが大ヒットしたのも、物語の面白さと同時に、主人公やそのチーム、さらにライバルたちまでもが、異様に成長欲があり「エネルギーが高い」キャラばかりだったからです。詳しく知りませんが、ワンピースも同じでしょう。「海賊王になる!」という主人公の志の高さ=「エネルギーの高さ」が読者を魅了しているはず。

 

リアルでも同じで、芸能人・芸人ならエネルギーの高い人ほど人気が出やすいですし、「まじめな男子」より「ちょいワルいヤンキー男」が女子にモテてしまうあの悲しい法則(笑)も、ワルの「エネルギーの高さ」に無意識レベルで女子が惹かれてしまうからです。

 

松居一代さんに日本中の注目が集まっているのも、配信コンテンツの“面白さ”に加えて、異様な怨念?がうずまくその「エネルギーの高さ」に人が注目してしまうと考えれば説明がつきます。

人が集まるには「エネルギーが高いか低いか」がポイントで、そのエネルギーが「良いか悪いか」はあまり関係ないようです。

彼女は今、「他責思考によるマイナスの影響」よりも、「エネルギーの高さによるプラスの影響」が勝っている状態なので、皆が目が離せない存在になっているのだろうと私は考えています。

 

飽きたので、無事収束することを祈ります…

ただ、このバランスがいつまで続くのかはわかりません。

「エネルギーの高さ」が勝り続けるなら、行き着くところまで行って、最終的には世間の多数派からは総スカンを食らうでしょう。

でも本人はそれを気にせず、少なくとも世間体より彼女的に納得のいく地点まで着地させ、本騒動を終わらせると思います。逆に納得のいく所に着地しない限りは、終わらせないかもしれませんが。。

それにしてもあの「もの凄いエネルギー」をああいった形ではなく、何か別の前向きな物事にぶつけられたら凄いことになるのに、もったいないなぁと(´-`)アキラメガカンジン

 

個人的にはもう告発動画にもだいぶ飽きがきているのですが<(_ _)>、同郷でもっとも有名になった芸能人兼YouTuberの方が展開されているこの空前絶後の離婚サスペンス劇場が、これ以上おかしな展開にならずに無事収束することだけ祈っております。

それではまた。

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